注意! 非機械読取り式パスポート保持者
〜6月26日より査証必要〜
昨年10月22日から始まった「一回目のみ査証必要なし」緩和策の見直しが行われ、5月12日(木)に米政府は、その暫定的緩和策の打ち切りを発表しました。
2005年6月26日(日)からは、非機械読取り式パスポート保持者は、米国入国前に査証を取得する必要があります。例外を認めず、非機械読取り式パスポート保持者を無査証で米国に来させた航空(船舶)会社に対してUS$3,300の罰金を科すなどの処置がとられる厳しいものです。
乗り換え目的でも、非機械読取り式パスポート保持者は米入国時に査証が必要になりますので、ご注意下さい。尚、米入国のための査証取得方法は、バンフタイムズの2004年8月上旬号を参考に。(バックナンバーの閲覧は、編集部またはウェブサイトでできます。)
町勢調査が行われています
バンフ町は、現在町勢調査を行っています。長期滞在か短期滞在かに関係なく、町の職員が各家庭を訪問し、人口統計や雇用状況などを調査しています。こうして収集された情報は、町議会が様々な取り決めをする際の材料となります。調査は、6月末まで行われる予定です。
IELTS、カルガリーで受験可能に
移民審査の際に受験が勧められている英語テストのひとつである"IELTS"。これまでバンクーバーなどの州外の都市でしか受けることができませんでしたが、新たにカルガリーに試験場ができました。(以下)試験は月一回のペースで行われています。試験日程はIELTSのウェブサイトから国を選ぶと出てきます。(www.ielts.org)
Global Village Calgary - IELTS Administrator
North West Travellers Building
515-1st Street, SE, Calgary, AB
Tel (403)543-7300 tjhuck@gvenglish.com
キャンモア有毒ゴミ回収の日
日時:6月4日(土)10:00〜16:00
場所:100 Glacier Drive (Elk Run Industrial Park)
家庭から出る有毒ゴミの無料引取り、使いかけのペンキの無料回収や提供が行われます。有毒な化学洗剤などのほか、使い終わった揚げ物油や電球、乾電池なども引き取ってもらえますので、この機会にぜひご利用ください。
熊に遭遇したら・・・
ハイキングやバイキング、キャンプなどをする人は、ベアスプレーを携帯し、なるべく大人数で行動することが重要です。ベアスプレーは、買ったらまず使用方法をきちんと読みましょう。熊はめったに人間を襲いません。パークスカナダでは、万が一、至近距離で熊に遭遇した時にどのように振舞えばよいのかを以下の通りに指導しています。
まずは、今号のニュースにあった通り、パニックをおこさず、落ち着いた堂々とした声で熊に話し掛けます。急に動いたり、悲鳴をあげたりすることは、熊を驚かすことにつながりかねません。また、話しかけることにより、熊に自分が捕食動物でないことを知らせることができます。
そして、走らずにゆっくりと後ずさりします。走り出すと、熊は後を追いかけたくなることがあるからです。熊は馬ほどの速度で走ることができるほか、木に登ることもできます。死んだ振りは、追いつかれてどうしようもない時や接触が起きたときにだけ有効な手段です。
法的アドバイスが必要な方
カルガリー大学法学部の学生が、8月までの夏の間、低料金で弁護士サービスを提供しています。利用者の対象は低所得者。一件につき、$30〜50で相談に乗ってもらえます。
Student Legal Assistance (760-3304)
場所:サンダンスモール2階、 営業:月〜木 8:30〜16:30
自転車泥棒に注意
バンフでは自転車の盗難に要注意です。自転車に鍵をかける時は、ロックを必ず自転車のフレームとタイヤ両方と地面に固定されているフェンスなどに通しましょう。また、盗難にあった時のことを考え、自転車の目立たない所にしるしを付けておいたり、シリアル番号を控えておいたりすることが重要です。万が一、盗まれた自転車を見つけた際に自分の物と証明することができます。
ボウ谷のブログ誕生
インターネット上で簡単に情報交換ができるウェブログ(ブログ)。ボウ谷のコミュニティーのためのブログが新しく登場しました。www.bowvalleyblog.com
One Hot Summer 2005
日時:6月9日(木)14:00〜20:00
場所:100ブロック Bow Ave.(ホワイトミュージアムの裏)
バンフ町が主催するOne Hot Summerが今年もまた開催されます。このイベントは、バンフとレイクルイーズで働く人々のためのオリエンテーションを目的としており、地元企業の寄付とボランティアで運営されています。
当日の入場、食べ物、飲み物は全て無料。イベント中は様々なアクティビティーや賞品が用意されている他、40以上の団体のブースが並ぶインフォメーションテントが様々な情報を提供します。
昨年に引続き、イベントのお手伝いをしていただけるボランティアを募集しています。Tシャツの無料進呈やボランティアパーティーも用意されておりますので、ぜひご参加ください。
イベントやボランティアに関するお問い合わせはMayumiまで。
Tel: 762-1910/ ohs@banff.ca
パスポートに注目
〜米入国用の緑の紙はどうするの?〜
長年に渡り、何回も米国経由で旅したり米国に入国する度に抱いていた疑問があります。正式には「Form I-94W」と呼ばれる緑色の査証免除(Visa Waiver)書類の半券をどうすべきかということです。これは米入国時にパスポートにホチキスで留められ、通常、有効期限は入国から3ヶ月間になっています。米国出国時には、その書類に関しての審査がなにもないまま米国を去るので、その緑の紙がいつまでも自分のパスポートについているのが不思議でした。
先日、その状態で米国へあらたに入国しようとした時、入国審査官より大変な叱責を受けました。
要は、この緑の半券は米国に滞在中に必要なもので、米国出国とともに返却しなければならないとのこと。そうしなければ書類上、出国した記録が残らず、いつまでも不法滞在者として米国の移民局に記録されるので、次回の入国を拒否されることになるということです。
「でも、どこにも出国審査がなく、付けられた半券を回収してくれる場所はありませんでした」と言い訳すると、「飛行機に乗る寸前、各航空会社の搭乗ゲートカウンターに自ら提出するべき」との回答。
出国前に搭乗カウンターで返却を
確かにこの半券の裏の注意書きを読むとそのように明記されていました。乗り換え目的のみでの入国でも、我々日本人はこの緑色のビザウエイバー書類を入国時に記入し、半券を次の出国のための飛行機に乗る時に航空会社の搭乗カウンターへ返却しなければなりません。もう一度結論をまとめると、緑色の半券は米国に滞在中のみパスポートについているべきで、米国出国とともに返却されなければなりません。あいまいだった昔と異なり、特に「9・11」事件からこのことが非常に厳しくなっており、今回の私の場合はなんとか入国させてもらいましたが、この緑の半券がパスポートに残っていたという理由で入国を拒否されたというケースも報告されています。(2件)
返却を忘れたら郵送を
思わず返却を忘れて出国してしまった場合は、問題の緑色の半券を以下の住所に郵送して下さい。米国大使館や領事館、入国審査官、カナダ政府などには提出しないよう厳重に忠告されています。返却を忘れて出国してしまった人への案内書(英語)のプリントをバンフタイムズ「インフォルーム」でご用意していますので必要な方は、インフォルームへどうぞ。
遠藤千晶
郵送返却先:ACS-INS SBU
PO Box 7125, London, KY
USA 40742-7125
投稿欄 〜日本の読者からお便り〜
突然メールを差し上げますが、5月1日〜6日までカナダに旅をしたものです。バンフで二泊し、ホテルのロビーで貴紙を手にしました。日本語の新聞で思わず読み入ってしまいました。
バンクーバーについてすぐトロントで一泊、次の日にカナディアンロッキーの観光という定番のツアー旅行でしたが、思い出深い旅をと、朝・晩の自由時間にバンフ駅に列車を見に行ったり、(日本では考えられない長い貨物列車を見たり、幸運なことに限定60本のバンフ〜バンクーバー行きの車両を見たり、女性の駅員さんに親切にしていただいたり)夜はパブに出かけたりしました。パブでは英語が上手く伝わらず店の人も私達も困っていたら、現地で寿司職人をしているという日本人の方に通訳していただき、美味しくビールにありつけました。(5月3日か4日? おじさん二人おばさん二人の平均年齢60才?)
おもちゃ箱の様な可愛い町ですが、雰囲気は日本に比べると大人の町だな(カナダ全体)と感じました。ロッキー山脈、アサバスカ氷河など、どこも雄大で想像以上のものでした。天候に恵まれ、カナディアンブルーを堪能しました。
高速道路にも国土の広さを思い知らされました。途中大型のトラックを見かけて声をかけ、写真を撮り合ったり、以前から外国映画では見ていたものの、ずっと興味があった「運転席の後ろはどうなってるの?」という疑問の答えも見つけました。 中を見せてもらいましたよ!
そんなこんなで、無事日本に帰国しましたが、興奮冷めやらずこうしてメールしてしまいました。皆様の今後の益々のご活躍を遠く日本の石川県・金沢市からも応援しています。
石川県 志甫れい子
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