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この話題がはじまると、とたんに沈鬱な空気が流れる。
誰もが口ごもってしまうが、それでも避けては通れない。きっと多くの旅人の胸に重くのしかかっているのだろう。旅人や長期滞在者は、夢とひきかえに将来への不安を背負いこむ。日本で資金をつくっては海外を行き来している私もそうだ。いつまでこんな生活がつづけられるのかわからない私は、よくこんなことを訊かれる。
「将来への展望とかあるんですか? 」
「いや、まったくない。人生すべて運命、なるようにしかならない。終身雇用制がくずれ会社一筋に生きたオヤジが、バッサリ切り捨てられる時代なんだから。」
「じゃあ、社会には魅力かんじないんですか? 」
「いや、一流人にはジャンルを問わず畏敬の念すらいだいている。」
新境地を切り開くエリート・ビジネスマンやリスクを恐れず突き進む投資家には、どこかロマンをかんじる。会社員だろうが自営だろうがフリーターだろうが、創造的、行動的、情熱的になれるかどうかだ。現状に満足せずつねにワンランク上をめざす人生は輝いている。反面、コツコツと勤続年数重ねて管理職になったくらいで「やればできる」なんて豪語するオヤジは、やはり情けない。
「まわりからうるさくいわれないですか? 」
「うるさいどころの騒ぎじゃない。でも、大半は聞き流す」
社会的に大成した人の意見なら耳傾ける価値もあろう。ところが、ダメなヤツほど他人の人生にとやかく口をはさみたがる。ほんとうに仕事に熱中していれば、他人に口出す余裕などないだろう。この会社のためにと大口たたく人にかぎって会社の厄介者だったりする。
「では、世間の目とか気になりませんか? 」
「ないね。世間の目が判断基準になっている人ほど、周囲から評価されてないのが現実だ。さえない会社員とか意識の低い職人とかがいい例さ。他人の考えにふりまわされて失敗したところで『保証はない』。」
「老後の心配とかないんですか?」
「ないといったら嘘になる。でも、それをいいだしたら現在も未来も生きられない。」
将来や老後を危惧しながら、結局何もつかめずに人生の終焉をむかえた人をたくさん見てきた。社会的な成功も、思い出も、小さな幸せも、どれもない人生なんて虚しい…。虻蜂取らずの人生だけは避けたい。
人生における最大の悔恨は、やりたいように生きなかったときに生じる。一見成功したように見えても望んだ人生でなければ、後悔はつきまとうだろう。一方失敗に終わったとしても自分の望んだ道ならば、満足はできなくても諦めはつく。リスクとロマンは表裏一体なのだろう。人は生き物としての寿命をむかえる前に精神が死ぬという。保証と精神の死もまた表裏一体のようにおもう。
やらずに終わる後悔よりも、やった後の後悔を求めて、私は生きたい。
田中幹也
http://www.geocities.jp/kanyatanaka2005
筆者紹介:田中幹也(たなか・かんや) 1965年生まれ。冒険家。100回を越える日本の冬山登山、欧州アルプスやアメリカ・ヨセミテ渓谷の大岩壁でのクライミング、中国少数民族やタイ麻薬地帯など訪問、オーストラリア自転車横断など実践。95年以降、冬季カナダの辺境を舞台にスキー、徒歩、自転車などで延べ2万キロ踏破。
前回に引続き、バンフ日本語学校の皆さんの詩を紹介します。
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スキー
和田 陸生 三年生
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でこぼこのところで
ジャンプ。
ふわふわのところは、
ちょっとゆっくり。
きゅうなさかは、
シュッとすべる。
ジャンプは たのしい。
なんかいも なんかいも
ジャンプした。
ぼくは、スキーが大すきだ。 |
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スキー
関 あさひ 三年生
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三才のころ、
スキーをはじめた。
さいしょは、
お父さんが おしえてくれた。
今は、
1人で ビュンビュンすべれる。
「すごく 上手だね。」
と、時々 人に言われる。
ほめられると、すごくうれしくなる。
「もっとがんばって もっと上手になるぞ。」
と、思う。
スキーは 一ばんすきなこと。
いつまでも いつまでも
すべりたい。 |
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スケート
かけお ゆうか 二年生
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スケートに行ったよ。
はやくすべったら、
シュンシュンと
こおりの音がしたよ。
でも、
耳とはながいたくなったよ。
うしろむきで すべったよ。
ゆっくり ゆっくり
すべったら、
だんだんじょうずに
すべれるようになったよ。
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バンフ日本語学校では、随時入学を受付けています。毎週土曜日、午前9:30からハイスクールにて。 詳細やご質問は、お気軽に担当の関まで。
kseki@telusplanet.net
(403)678-3876
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料理の知恵
〜かんたんチヂミ(韓国風お好み焼き)〜
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仕事で疲れて帰ってきてもすぐにできるかんたんチヂミを紹介します。バンフではニラが手に入りにくいので、ネギでも構いません。
【材料】(18cmのフライパンで4枚分)
小麦粉 100g 水 80g
卵 2個 砂糖 大さじ1
塩 大さじ1/2
ほんだし又は鶏がらスープ 大さじ1/2
ニラ(ネギで代用可) 1/2わ
【作り方】
(1) ニラ以外の材料を全て混ぜる。ブレンダーなどを使ってもよい。
(2) ニラを3cmぐらいにカットし、(1)に加えさっくりと混ぜる。
(3) もちもちとした食感が欲しい場合には、ピザ用チーズを生地に混ぜる。さらにおいしさUP!
(4) フライパンで両面焼く。
(5)お好みでポン酢や醤油マヨネーズにつけて召し上がれ。
YOU
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Let's Talk Like Canadians!!
〜英会話ワンポイントアドバイス〜
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A Close Call = 危機一髪(の状況)
Callは様々な意味を持つ単語ですが、判定(=Judgment)という意味で使われることがあります。例えばThat was a close call で「(アウトかセーフか)ぎりぎりの判定だった」という意味になります。今回はこの「ぎりぎりの判定」というもともとの意味が、「判定すれすれ」、さらには「危機一髪」という意味合いに変化している点に注目してください。Close callsとして複数形にすることも可能です。
●Situation 1
Nancy: Alan isn't a very good driver. He has had several close calls already. Yesterday, he almost hit another car while he was talking on his cell phone.
Jane: Yeah, he's going to have a serious accident if he isn't more careful.
●Situation 2
Albert: My grandfather has a lot of interesting stories to tell, especially about the time that he was a soldier.
Derrick: I bet that he had some close calls in the war.
Albert: Yes he did. He was almost killed a couple of times.
●Situation 3
Jason: I don't think that Jack knows anything about his surprise birthday party.
Shelly: No he doesn't but he almost found out when someone called our house and asked what time the party started. I told him that it was a goodbye party for someone at work.
Jason: That was a close call!
BY Debbie Penninga (Banff Education Centre講師)
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今日は何の日?
〜母の日 2006年5月14日(日)〜
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お母さんに日頃の感謝をする日。1908年5月10日、アメリカ合衆国のアンナ・ジャービスが亡くなった自分の母親を追悼する会を開いたのが始まりです。その後この会はアメリカ各地に広がり、1914年には合衆国のウィルソン大統領が、5月の第二日曜日を国民の休日に制定しました。
母の日にカーネーションの花を贈るのは、最初の追悼会において、アンナ・ジャービスの母親が好きだった白いカーネーションを供えたことに由来しています。
私達にとって母の日は5月の第二日曜日というのが一般認識ですが、実は国によって日も由来も違います。イギリスでは2006年は3月26日(日)でキリスト教の行事が由来、韓国では5月8日(月)で「両親の日」と、父と母両方の日です。
参考Wikipedia
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今日は何の日?
〜アーリー・バード・シーズン・パス〜
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もうそろそろスキーシーズンも終わりの時期ですが、実は早々と来シーズンのスキーパスが発売されています。5月31日までに購入すると下記の値段で、通常のシーズンパスより30%おトクです。
サンシャイン・ビレッジ 2006-07
アーリー・バード・シーズン・パス・セール
発売期間:2006年5月31日(水)まで
対象スキー場:サンシャイン・ビレッジ・スキー場
値段(GSTは含みません):
大人(18歳以上) $599
子供(6-12歳) $199
青年(13-17歳) $419
ミッドウィーク(月-木) $599
発売場所:スキー・ハブ (119 Banff Ave, (403)762-4754)、 skibanff.com
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アルバータ州を楽しもう
〜ドラムへラー周辺一泊二日の旅〜
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連れが、ロイヤルティレル博物館に行きたいと言い出した。何でも恐竜の化石のコレクションがすごい博物館だという。「恐竜ねえ。フーン」ぐらいに思っていた私だが、「世界的に有名な」博物館と聞いて、これは見ておかなければならないな、とミーハー心に火がついた。

ダイナソー州立公園
まずはバンフからカルガリーを越えて1号線を西に走ること3時間半。ダイナソー州立公園に到着。バッドランドとはよく言ったもので、見渡す限り森のない荒れた土地。ロッキーの山々や、カルガリー周辺の牧草地とは全く違う景色が新鮮で、「アルバータっていろんな景色があるんだな〜」と感心。ここはロイヤルティレル博物館にも収蔵されている恐竜の化石が多数掘り出され、また現在も発掘が続いている場所で、世界遺産にも登録されている。公園内はトレイルが整備されており、まだ恐竜の骨が眠っているであろう荒地を歩くこともできる。
「ガラガラヘビに注意」のサインにびびりながら歩く。私は大のヘビ(文字にするのもおぞましいので、以下ヤツ)嫌いで、怖がっているが故に最初にヤツを見つけてしまうという無駄な能力を持つ。ヤツが出そうな雰囲気がバリバリに出ていたものの今回は何とか遇わずに済んだようだ。しかし、トレイルは木陰があるわけでもないのでとにかく暑い! 太陽光線が痛い! 長袖と帽子、日焼け止めは必須。
州立公園からロイヤルティレルミュージアムへ
大きな道を走っても面白くないので、大体の方角を見定め、名もなき道を行くことにする。「なにか面白いことはガイドブックに載っていないところで見つかる」私の旅の持論である。農地の間を抜ける農道をぽくぽくと走る。すれ違う車もほとんどなくのどかだ。時々、畑の中にゆっくりとしたペースで何かをくみ上げている塔が立っている。最初は農業用水でもくみ上げているのかな? と思ったが大間違い。実は石油を掘っているのだ。地表では小麦、地下では石油。「戦争したら絶対にこの国には勝てない」そんな変な感想が浮かんできた。『スリーピング・エレファント』、農業・資源大国カナダを実感する景色だ。
私の能力は伊達ではなかった
そんな景色の中しばらく車を走らせていると、道の真ん中に、なにか茶色いロープのようなものが落ちているのに気がついた。ウっ。あれはもしや・・・。
もしやじゃなくて確実にそうだ。ヤツからは早く遠ざかるに限る。そのままのスピードで通り過ぎたその時、
「車を引き返せーっ! 」と連れの叫び声。
「いやだーーーっ! 」。ハンドルを握り締めそのまま車を運転しつづける私。
まあそんな私のわがまま(?)が許されるはずもなく、しぶしぶ車を引き返す。連れが興奮してカメラのシャッターをパシャパシャ切る。私は恐ろしさの余りヤツから目が離せない。ヤツはじっと動かない。死んでいるのか? でも丸々として、車に轢かれた跡もないし・・・。
帰ってきてその時の画像を見てみると、ヤツの目が黒々と・・・しかもカメラ目線。うん、あれは絶対死んでないよ。
フードゥー(土柱)
またヤツに会うのではないか? そんな恐怖におののきながら車を走らせること1時間。川が見えてきて、緑も少しずつ多くなってきた。そして次に会ったのが巨大きのこ、ではなくてフードゥー。バンフにあるフードゥーとは一味違って「エリンギ」みたいな形でかわいい。
ロイヤル・ティレル・ミュージアム
ついに今回の旅行の目玉。ロイヤル・ティレル・ミュージアムにやってきた。屋外にある恐竜のレプリカからして大興奮。大きな肉食恐竜が小さな恐竜をすごい形相で追いかけている。臨場感あふれる展示の仕方もロイヤルティレルの魅力。
中に入ると、肉食恐竜ティラノザウルス、背中にとげとげのついたステゴザウルス、海の中にいたという首長竜等など。小さい頃に恐竜図鑑でみた有名どころがごろごろと。思わす、「すごいすごいすごい〜! 」。行く前に「恐竜ね、ふーん」と言っていた私はどこへ行ったのか。ただただ「すごい」を連発していたのだった。
恐竜の町ドラムへラー
ロイヤル・ティレルに行った所で一日目は終了。ロングドライブの疲れをとるためよく眠り、次の日はゆっくり目の出発。ドラムへラーの町は特にこれといったものはないが、スーパーマーケットの壁から恐竜が飛び出していたり、世界最大級の恐竜の模型があったり(中が階段になっていて上れるようになっている。恐竜の口の中からドラムへラーの町が見渡せて意外に楽しい)、町中のあちこちに恐竜の置物があったりと恐竜づくしの町だった。

ホース・シュー・キャニオン(渓谷)
ドラムへラーから車で15分ぐらいのところにあるのがホース・シュー・キャニオン。蛇行した川とその侵食によって作られた谷また谷が続く奇景。バッドランド最後の見納めに、「グランド・キャニオンのミニチュア版」とよく形容されるその景色を堪能してから、帰路についた。
私達は二日かけてまわったが、がんばれば日帰りも可能。ロッキーの山と湖の他にも、アルバータ州には違う景色がいろいろ広がっている。滞在中にぜひ一度は、バッドランド、ドラムへラー周辺に出かけてみてはいかがだろうか?
ナオミ
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