Issue 253 2007年7月19日号
シナモンベアが車にはねられて死亡
バンフ大通り、車両全面通行止めへ
スキーバス、今年もホテルから出発
中国産の歯磨き粉にご注意
観光客がボウ滝に巻き込まれる
かくれんぼをしていた男児に注射針が刺さる
オーガニックゴミ箱にプラスチックなどは捨てないで下さい
キャンモア・フォーク音楽祭
バンフ日本語学校、ボランティア募集
2007年度版タウンページが届きました
PRカードの有効期限にご注意
サッカー部員募集
Save your own life~キューブヘルプラインより~
白夜の自転車旅
乗り鉄で行こう! ~鉄道って素晴らしい~
バンフ・トリビア☆ ~バンフについてもっと知りたい! ~
Let's Talk Like Canadians!! ~英会話ワンポイントアドバイス~
バンフの見所Vol.4 ケイブ・アンド・ベイズン 生活の知恵 ~肉の名前~
馬 の 話 その一
ロック・クライミングに初挑戦!~上を目指して~
料理の知恵 ~ワイン・ゲシュプリツター~
インフォルームの本棚 四冊目~純文学を楽しむ~
編集後記
シナモンベアが車にはねられて死亡

7月7日(土)、国道93号線のクロッシングから車で北へ15分ほど走ったところで、シナモンベアの子供が車にはねられているのが見つかった。発見したのは日本からの旅行団体で、黄色のセンターラインのそばに横たわる熊が観光バスから見えたという。前を走っていたバスの乗客は死骸を見ておらず、死亡直後だったと思われる。
シナモンベアとは、アメリカン・ブラック・ベアの亜種で、ブラックベアのような姿をしており、毛の色がシナモン(茶)色なことから付けられた名前。
危険な動物や、死亡した動物などを見かけたときには、ワーデン(森林警備隊)事務所(403)762-1470に連絡して下さい。
写真提供:Akira Kishita
バンフタイムズ 編集部
バンフ大通り、車両全面通行止めへ
これまで片側通行だったバンフ大通りの改修工事が、ついに車両全面通行止めになった。当初は工事開始直後から全面通行止めの予定だったが、工事予定をうまく調整することで、バンフ大通りを片側開放することができていた。
迂回路として、リンクス通りとビーバー通りを利用し、リンクスとバッファローの交差点(郵便局前)の一旦停止は徐行に変更された。
7月10日発行、クラグ・アンド・キャニオン紙より
スキーバス、今年もホテルから出発
バンフ町内の各ホテルからスキー場へのバス運行停止が来シーズンから予定されていたが、白紙撤回された。町内11のホテルとスキー・バンフ・レイクルイーズ・サンシャイン、バンフ・レイクルイーズ観光協会(BLLT)の間で協議がまとまったことによる。
今年の3月には、スキー場の経費削減のため、各ホテルを回るスキーバスを廃止し、町内一ヶ所のみで客を乗降させると発表していた。しかし、ホテル側は、他のスキーリゾートと互角に戦うためには、客に重いスキーを担いでホテルからバス乗り場まで歩かせることはできないとして、抗議を続けてきた。
バス運行の費用をどの団体がどれだけ負担するのかについては、まだ明らかになっていない。
7月10日発行、クラグ・アンド・キャニオン紙、 7月12日発行、アウトルック紙より
中国産の歯磨き粉にご注意
カナダ保健省は中国産の歯磨き粉を使わないように呼びかけてる。これは、これまで調査した中で21種類の中国産歯磨き粉の中から、許容範囲以上のジエチレン・グリコール(DEG)が見つかったため。DEGは不凍液や用材として使われる毒性化学物質で、摂取すると吐き気や腹痛、めまい、排尿困難、腎機能不全、呼吸困難、倦怠感、けいれん、意識不明や死を引き起こすことがある。 DEGに汚染された歯磨き粉は、中国語の表記があり、主に中国系の商店や、ダラー・ストア(日本で言う100円ショップ)などで売っているという。 それとは別に、バクテリアに汚染された偽物のColgate(一般的な歯磨き粉のブランド名)も見つかり、こちらに対してもカナダ保健省は使用を中止するように指導している。バクテリアに汚染された歯磨き粉のパッケージには中国語表記はない。詳しくはhttp://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2007/2007_80_e.htmlおよびhttp://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2007/2007_79_e.htmlをご覧下さい。
6月29日、7月5日カナダ健康省発表資料より
観光客がボウ滝に巻き込まれる 7月11日(水)午前10時半頃、イギリスからの旅行客2名がカヌーごとボウ滝に巻き込まれ、転覆する事故が起こった。当時ボウ滝周辺には観光客が大勢おり、この事故の目撃者も多かったため、即時にワーデン(森林警備隊)に通報された。イギリス人の父親と息子はすぐにミネラル・スプリングス病院に運ばれ、低体温症と擦り傷、打撲の手当てを受け、午後遅くには退院できた。
彼らは、バンフ・キャンモア間のカヌー下りは「非常に簡単なコース」と説明を受け、さらにカヌーの開始場所について間違った情報を得たため、ボウ滝上流から漕ぎ出してしまったようだ。しかし、漕ぎ出して数分後に、水量の多いボウ滝に巻き込まれ、二人はカヌーから投げ出された。岸に泳ぎ着きついた二人は、ボウ滝のすぐ下流にいたロッキー・マウンテン・ラフト・ツアーズの係員に助けられた。
ワーデンによると、彼らが大怪我や死亡を免れたのは、ライフ・ジャケットをきちんと装着していたため。さらに、事前に正しい知識を手に入れることの大切さと、この時期のボウ川について、水流が多く、流木も多いために他の季節より注意が必要だと語った。
7月12日発行、アウトルック紙より
かくれんぼをしていた男児に注射針が刺さる 6月19日(火)午後6時半頃、キャンモアのライオンズ・パーク遊技場の近くでかくれんぼをしていた3才の男児に、落ちていた注射針が刺さるという事故があった。 刺さっていたのは使用済みのインシュリン針で、もちろん野外に捨ててよい物ではない。母親はすぐにその男児を連れ病院に駆け込んだが、男児が何か病気に感染したかどうかが明らかになるには3ヶ月程度待つ必要があるという。
7月5日発行、アウトルック紙より
オーガニックゴミ箱にプラスチックなどは捨てないで下さい
最近バンフの町が取り組んでいる、オーガニック(有機)ゴミのリサイクル。専用のゴミ箱がケイブ通り、ホーク通りとダウンタウンのリサイクル場においてあります。集められた有機ゴミは、ゴルフ場の裏にある下水処理施設の中で、コンポスト(堆肥)にされます。有機ゴミの中にプラスチックのボトルや缶などが混ざっていると、人手でそれを取り出さねばならず、町は非常に困っています。有機ゴミ箱、には食べ残しや調理屑以外の物は入れないようにして下さい。
キャンモア・フォーク音楽祭
今年が30回目になるキャンモアの夏の風物詩。フォーク音楽のライブの他にもパンケーキの朝食や、子供も楽しめるクライミング・ウォールやマジシャンなどのファミリー・エリアもあります。
開催日:8月4日(土)~ 8月6日(月)
料金:大人一日券$25、3日券$66
場所:キャンモア、センティニアル公園
詳細・チケット購入:http://www.canmorefolkfestival.com/index.html
バンフ日本語学校、ボランティア募集
バンフ日本語学校では、授業の手伝いをしてくださるボランティアを募集しています。特に、資格は問いません。子供達に、楽しく日本語や日本の文化を教えてみませんか? 興味のある方は、ご連絡ください。 和田 763-8756
(午後5時以降) または addmibjls@hotmail.co.jp
2007年度版タウンページが届きました
カナダにある日系企業の電話番号や、役立つ情報が詰まったタウンページの2007年版が届いています。必要な方は、火・水・木曜日の16:30~20:00にバンフタイムズの事務所(サンダンス・モール2F)までお越し下さい。
PRカードの有効期限にご注意
カナダ移民の証明であるパーマネント・レジデント・カード(PRカード)は、移民の方がご自分のステータスを証明するための証書で、カナダに再入国するときに必要です。PRカードの有効期限は5年間で、今年はPRカードが導入されてから5年目になります。ご自分のPRカードの期限を確認し、必要なら更新手続きをしましょう。詳しくは、http://www.cic.gc.ca/english/information/pr-card/index.asp
サッカー部員募集
ピカサッカー部では2007年度サッカー部員を募集しています。経験者大歓迎!! マネージャーも大募集中です。
お問合せ:Mayumiまで (403)762-1910 mayumiyasuda@hotmail.com
Save your own life
~キューブヘルプラインより~
今回は、6月21日に掲載された毎日新聞のインターネット版記事のご紹介と、私からの助言と情報を皆様に提供させて下さい。
紹介する記事は、社団法人日本家族計画協会所属のドクター北村が書かれたものです。ドクター北村はご自分でもクリニックを開業していますが、毎日新聞のコラムや他のメディアを通して、常に世の中に斬新な考えを投げかけて新風を巻き起こしている有名なドクターでもあります。主な話題は男女の性、家庭問題、思春期問題などです。
このコラムでドクター北村は、現代社会においてエスカレートする子捨て、子虐待、子殺し、死体遺棄をとても嘆き、その根源は望まぬ妊娠にあると言っています。また、ドクター北村は声を大にして女性達が望まぬ妊娠をせぬよう、避妊を男性まかせにしないようにと呼びかけています。http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/kitamura/kitamura/news/20070621org00m100012000c.html
コラムを読んだ私が思い出したのは、何年か前のカルガリー事件。若い日本人留学生が、婚姻関係もないカナダ人との間に2人の子供を産み、育てきれずにその幼子2人を死なせたこと。遺体をボウ川に捨てたことも世の中に大変なショックを与えました。こんなことは二度と起こってはならない悲惨な事件です。ですから、海外生活をする皆様にくれぐれも「自分の身を自分で守る」ことに留意していただきたいと思います。
最近、ヘルプラインへの相談の中にも、やはり望まぬ妊娠が頻繁にあります。ドクター北村も強く勧めていますが、とにかく女性達はまず自分自身で自分の身を守るようにして下さい。性交渉を持つ場合は完璧な避妊の知識を持つべきで、男性まかせにしないことです。『沈黙は金』というのは、日本の文化だけ。カナダではしっかりと言葉と行動に出していかなければ、大失敗します。まずは性交渉を持つ相手と避妊についてきちんと話し合いましょう。「コンドームを使ってね」とか「私達、コンドームが必要よね」と相手に言えばいいだけのことです。西洋社会ではそういったことを言葉にすることに誰も何の抵抗もありません。
女性側の避妊で大変簡単で便利なのが、低用量経口避妊薬(ピル)です。ピルだけでは、性感染症の予防にならないのでコンドームの併用をお勧めします。ピルは最寄りのクリニックのドクターに処方箋を書いてもらい、薬局で入手できます。ドクターにピルを処方してもらう時は、ストレートに"I would like to take birth-control pills."と言えばいいだけです。ドクターはあなたの健康状態の質問をし、ピルの飲み方の説明をしてくれます。
楽しいはずのカナダ生活、一歩間違えば奈落の底。私共は常に皆様の有意義なカナダ生活と幸せを願っています。
遠藤千晶
白夜の自転車旅
一日じゅう陽の沈まぬ白夜を自転車で旅したことがある。
夏のカナダ北極圏、デンプスター・ハイウエイでの話。
北極圏とは北緯66度33分の地域。冬は陽が昇らずまっ暗な一日がつづく。夏は夜でも陽が沈まず一日じゅう明るい「白夜」となる。デンプスター・ハイウエイとは、カナダ北極圏を横切るダートの自動車道。ノースウエスト準州・北極海沿岸からユーコン準州にかけてのびる全長700 km。
北極圏というと寒いイメージだが、夏のこの地には氷も雪もない。暑い日には30℃近くまで気温が上がる。目にするのは、雪解けあとに現れた湿地帯、点在する池糖、大地にひろがる草原、針葉樹林…。私がかつて旅した早春のモンゴルみたいな光景だ。ダートなので、ひとたび雨が降ると泥沼と化す。シトシト雨と泥んこ道は、これまた私が前に旅した東南アジアの方片田舎を思い起こさせた。
現代の先住民の暮らしは、完璧なほど西洋文明化している。雪の家など、もはや博物館の世界。街並みも建物も、カナダの他の町と大差ない。それでも時間の流れは、途上国のようにのんびりしている。狩猟生活者だって、まだ活躍している。夏のカナダ北極圏は、アジアの香り漂う土地ともいえる。いやいや、説明が長くなってしまった。本題の自転車旅にもどそう。
夏のカナダ北極圏の自転車行は、気ままで自由な旅だ。
努力や根性という言葉は似合わない。走行に必要な体力だの、自転車の種類だの、堅苦しい話もここではやめよう。走りたいだけ走り、疲れたら大地に寝転ぶ。それが理想のスタイルに思う。白夜なので時間など気にすることはない。
白夜の自転車走行では、深夜になるほど感動的な光景に出遭える。見わたすかぎりつづく水平線の上を太陽がなぞるように進んでゆく。黄昏と夜明けが一緒くたになったような不思議な光景。いつまで見ていても飽きない。
カナダ北極圏にキャンプ規制など存在しない。住む人もほとんどいないので、うるさくいう人はいない。気に入った光景の前にテントを張ればいいのだ。ほんとうの意味で自由な土地は、世界中探しても、おそらくカナダ北極圏とアラスカくらいだろう。
マッケンジー河周辺では、まれに鮭漁をしている先住民たちを見かける。河原にフィッシュ・キャンプを設け、ひと夏を過ごしている。無口で無表情な彼らだが、はにかんだ笑顔がやさしい。嵐の日の深夜、とつぜんのテントのお邪魔にもかかわらず、受け入れてくれる。広大すぎる土地が人の心も広くするのだろうか。自由さと鷹揚さの織り成す、夏のカナダ北極圏。
雄大な自然、ロマン、自由さ、ホスピタリティーあふれる土地の人。夏になるとそんな光景を思い出す。もう10年も前の、夏の思い出…。
田中幹也 http://www.geocities.jp/kanyatanaka2005
筆者紹介:田中幹也(たなか・かんや)
冒険家。1995年厳冬カナダでマイナス40℃の自転車旅を実践。以後10年間、厳冬カナダ辺境の旅に費やす。ノースウエスト準州、ラブラドル半島、中央平原、ロッキー山脈でスキー、ソリ、徒歩、自転車などで2万km踏破。世界記録多数。オーストラリア自転車横断、タイ北部山岳地帯自転車踏破、中国やモンゴル奥地の放浪、アルプスのクライミングなども実践。旅行業界や出版業界にも携わる。共著に『達人の山旅1』(みすず書房)、共編著に『目で見る日本登山史』(山と溪谷)。
乗り鉄で行こう! ~鉄道って素晴らしい~
遠出をしていて、朝グレイハウンドでバンフまで帰ってきた7月の朝のことです。私の乗ったバスがバスディーポ(現在はバンフの鉄道駅です)に入った瞬間、線路にCP
Railの蒸気機関車が滑り込んできました。もちろん、その日にバンフに来るなんて一切知りません。何たる幸運!
カナダの蒸気機関車は何度見ても感動してしまいます。というのも、日本の蒸気機関車に比べて、恐ろしく大きいのです。車輪だけでも人の身長ぐらいあって、いつもあんぐりと口をあけて見上げてしまいます。だまされたと思って一度見てみてください。鉄道好きでないあなたでも、思わず「うわぁ」と言っちゃいますよ。
さて、前回からの続き、アルバータで乗れる列車です。
CP Rail豪華列車ロイヤル・カナディアン
お値段を見ても分かるとおり、豪華列車です。一運行当たりの最大定員は32人。そして、18才未満は立ち入り禁止のオトナの鉄道です。前日、後日は、カルガリーのフェアモント・パリサー・ホテルに宿泊、二日目から5日目が鉄道の旅です。旅行代金には全ての食事と飲み物(アルコールを含む)、時々降り立つ観光地でのツアーが含まれます。
これもたまたまですが、私がゴールデンからラジウム温泉に向かって、けだるくドライブしていたところ、視界の端に長細いチョコレート色の物体がっ! ロイヤル・カナディアンでした。しばらく興奮して抜きつ抜かれつ、並走して楽しみました。え? 私は乗るのが好きな乗り鉄なんじゃなかったかって? 珍しい列車は乗らなくても、見るだけでも楽しかったりするのですよ(言い訳)。
運行予定日:7月27日(金)、8月24日(金)、9月14日(金)
運行範囲:カルガリー~ゴールデン~クランブルック~レスブリッジ~カルガリー
料金:二人一室$6,600、一人部屋$7,100
詳細:www8.cpr.ca/cms/English/RCP/
VIA Rail
カナダを横断して客車を走らせている鉄道会社です。アルバータ州に乗り入れているのは、2本。バンクーバー~トロント間を走る、カナディアン号と、ブリティッシュ・コロンビア州プリンス・ルパートとジャスパーを結ぶスキーナ号です。
カナディアン号は、週に3便バンクーバーとトロントをほぼ3日間掛けて走り、カナダの雄大さを体験するには最適な列車です。席の種類には、Comfortというリクライニング席、寝台、1、2、3人用の個室があり、自分の予算に合わせて選べます。
スキーナ号は、所要時間は2日間ですが、景色を楽しむため、昼間しか走りません。上下線とも途中のプリンス・ジョージで列車を止め、乗客は自分で用意したホテルに泊まります。
VIA鉄道は5~7日以上前だと、Super Saverという早期購入割引があります。ただし数に限りがあり、設定のない路線もあります。ウェブサイトを見て、予定が立っているなら早目に買うことをお奨めします。
また、乗り放題のパスもあるので、これを使ってVIAを完乗(完全乗車、全路線乗り潰すこと)に挑戦するのもいいかも。ただ一つ注意すべきなのは、時間に正確な日本の鉄道と違って、遅れることが日常茶飯事なことです。VIA鉄道同士の乗り換えや、飛行機の乗り継ぎなどには十二分に余裕を持たないと大変な目にあいかねません。
詳細:http://www.viarail.ca/
アルバータ・プレーリー・レイルウェイ
観光用の蒸気機関車が、カルガリーとエドモントンの間のステットラーという町で運行されています。
観光用というだけあって、お料理が付いたり、強盗が突然乗り込んできたりするショーがある列車もなかなかいいですが、私のように乗るだけでいい! という人のためには、本当に「乗るだけ」の日もあります。今年はその乗るだけ列車は8月25日(土)の運行予定です。
詳細:http://www.absteamtrain.com/
ナオミ
バンフ・トリビア☆ ~バンフについてもっと知りたい! ~
Q:パークス・カナダ(カナダ国立公園管理局)は、野生動物や自然を守るため、公園内のトレイルや地域を閉鎖することがあります。その場合、"AREA CLOSED"という表示が出されます。 もちろん、この表示に従うべきですが、もし表示を無視してこの場所に入ってしまったら、果たして罰金はいくらでしょうか?
1.$500 2. $2000 3. $5000
解答はこちらをご覧下さい。
Let's Talk Like Canadians!!
~英会話ワンポイントアドバイス~
be dead to the world = ぐっすり眠り込む、意識不明
誰かが ‘dead to the world’という時は、即座には起きない様子を表します。
●Situation 1
Mother: Be careful lifting the baby out of the car. Don’t wake him up!
(車から赤ちゃんを出すの気をつけて。起こさないでね! )
Father: I don’t think anything will wake him up right now. He’s dead to the world!
(今だったら何があっても起きないと思うよ。ぐっすり眠り込んでるよ。 )
●Situation 2
Husband: It’s time to get up. You’re going to be late for work.
(起きる時間だよ。仕事に遅れるよ。 )
Wife: But my alarm clock hasn’t rung yet!
(まだ目覚ましなってないじゃない! )
Husband: Your alarm clock rang ten minutes ago. I shut it off because you didn’t
hear it at all.
(目覚ましは10分前になったよ。全然聞こえていなかったみたいだから、私が止めたんだよ。 )
Wife: I must have been dead to the world.
(ぐっすり眠り込んでいたに違いないわ。)
●Situation 3
Carla: Thank goodness we’re here. This has been such a long flight!
(やっと着いた。とても長いフライトだったね。 )
Judy: Well, it went quickly for me. I think that I actually had a pretty good
sleep.
(まあ、私にとってはあっという間だったけど。実際、結構良く眠れたと思う。)
Carla: Yeah, you were dead to the world. You slept through lunch and dinner service.
(ほんと、ぐっすり寝てたよ。昼食と夕食のサービスの時も眠り込んでいたよ。 )
Judy: I guess that’s why I feel so hungry now.
(だから今こんなにお腹が空いているのね。 )
BY Debbie Penninga (Banff Education Centre講師)
バンフの見所Vol.4 ケイブ・アンド・ベイズン
バンフ国立公園発祥の地です。鉄道作業員がこの温泉を発見したことで、現在のバンフは始まっています。
洞窟の中に神秘的な温泉の池があり、硫黄の香りが漂い、日本人には懐かしい温泉の匂いがします。ここには珍しい生物が住んでいます。バンフ・スプリングス・スネイルという巻き貝の仲間で、地球上でもこの周辺だけに住んでいるといわれています。この生物は環境の変化に非常に弱く、人間がその温泉水に浸かった時に起こる水質の変化ですら死んでしまいますので、皆さん絶対に手など付けない様にしてください。(年に数回、無断侵入の上入浴して、裁判にかけられる人たちがいます。)
住所: 311 ケイブ通り
開館時間:毎日、午前10:00~午後5:00
料金: 大人 $3.95
生活の知恵 ~肉の名前~
今回は肉系です。こちらでは、牛、豚、鶏以外にもいろいろな肉を食べますよね。
【肉類】
| 仔牛 |
Veal |
| 牛肉 |
Beef |
| 豚 |
Pork |
| 鹿肉 |
Venison |
| バイソン |
Bison |
| エルク |
Elk |
| 野ウサギ |
Hare |
| 羊 |
Mutton |
| 子羊 |
Lamb |
| 鶏 |
Chicken |
| 鴨(カモ) |
Duck |
| キジ |
Pheasant |
| 鶉(ウズラ) |
Quail |
| 狩猟肉 |
Game Meat |
| ベーコン |
Bacon |
| あばら肉 |
Rib |
| プライム・リブ |
Prime Rib |
| ミンチ |
(脂身の少ないもの/脂身の最も少ないもの)Ground (Lean/Extra Lean) |
| 脂身 |
Fat |
| 手羽先 |
Wing |
| 手羽元 |
Drumstick |
| 鳥のササ身 |
Chicken Breast Fillet |
| 胸肉 |
Breast |
| 鶏モモ肉 |
Chicken Thigh |
| 牛モモ肉 |
Beef Round |
| ハム |
Ham |
| 生ハム |
Prosciutto |
| 燻製の~ |
Smoked ~ |
バンフタイムズ編集部
馬 の 話 その一
1.馬の力
カルガリー・スタンピードは馬の祭典でもありますが、初日のパレードには約900頭の馬が参加したそうです(ただし昨年の数字、今年も同じようなものと思いますが未調査です)。「馬の顔はなぜ長いのか?」という思索に耽ることも良いでしょうが、RCMPの伝統を持つ当地に住んでいると人と馬との関係に思いをはせることも意味のあることかと思います(答:飼い葉桶が深いから)。
AB州南部の世界遺産ヘッドスマッシュド・イン・バッファロージャンプの説明映画でもファースト・ネーションズの人々が、馬のない時代にバッファローを捕らえるのにどれだけ苦労したかを物語ると同時に、ラストシーンは馬にまたがった原住民が銃を撃つ場面で終わっています(バッファロー狩りはこれからは馬と銃の時代で、これでもうここは使用しなくて良いとの意味)。また余談ながら、同所には犬がペットや番犬ならぬ、物資運搬用に使用されている姿も描かれています。
歴史的にはユーラシア大陸の遊牧民にとって馬は生活、輸送の手段であり、そして何よりも恐るべき戦闘力の源でした。西野広祥氏のPHP文庫「馬と黄河と長城」の中国史には馬が古代、中世の世界史上でどれだけ大きな役割を果たしたかが克明に書かれています。この本は歴史・文明論の好きな方には非常に興味深い本ですので、一読をお勧めします。以下のかなりの部分は同書の受け売りです(明白な部分はNと表示)。
2.現実の姿
鉄砲の普及前において騎馬軍団は強大な戦闘力と機動性を備えた武器でした。
他方、我々が現在目にする馬の姿や、テレビ・映画で見る戦闘の場面は現実とはかなり異なっていることも事実です。騎馬軍団の戦闘力が突出していたのはモンゴル帝国軍の欧州遠征を見ればわかると思います。ではどうしてモンゴル軍があれほど強かったかというと、モンゴルの馬が貧弱であったからという逆説にたどり着くそうです(N)。馬は牧草のないところは移動できないというのは自明の理で、モンゴル軍が片道3年もかかるような場所まで大遠征を行いえたのは、各兵士が粗食に耐える貧弱な馬を5頭程度引き連れ、取っ替え引き替え騎乗して移動したからだそうで(N)、これが体格の大きな馬ともなれば膨大な量の飼い葉と穀物を同時に運ばなければならず、とても大遠征には向かないとのことです(漢の高祖や武帝の失敗)。また、これに立ち向かう各軍は貧弱な馬にまたがったモンゴル軍を侮り深追いをしたあと、モンゴル軍にかえって包囲殲滅させられたそうです(N)。
騎馬軍団を相手に戦うときは騎手ではなく馬を攻撃するのが常套手段で、現在の映画にでてくるごとく、動物愛護と撮影の都合で馬は倒されず騎乗者が狙われて撃ち落とされるということではなかったようです。鉄砲の普及でこの馬に対する攻撃力が格段とあがり、馬は戦闘に使えなくなりました。落馬した騎兵が戦闘力として無力であることは明らかです。
3.トリビア
(1)アレキサンダー大王の馬の名前は青毛のブケファラス、ナポレオンの馬の名前はマレンゴ(バルブ種)というそうです。他方、チンギスハンは上記のごとき理由で愛馬を持たなかった由です。
(2)同書(N)によれば、現在のサラブレッドの先祖はバイアリーターク(1680年生まれ)ダーレ-アラビアン(1700年生まれ)、ゴドルフィンバルブ(1724年生まれの)3頭のアラブ種に行き着くそうです。
(3)源頼朝が落馬がもとで死亡したことはよく知られていますが、他方、交通事故といえば車社会特有のものと思うかもしれません。しかるにそれ以前の欧米では馬車による交通事故もかなり発生していたようです。ピエール・キューリー(キュリー夫人の夫)は馬車に轢かれて死亡しました。
(4)米国ワシントン州の中部エレンスバーグ(ここもロデオの盛んな場所です)あたりの馬草が最高の品質で、日本の競馬業界はここから輸入しているそうです。
堀江 副武
ロック・クライミングに初挑戦!
~上を目指して~
7月12日、グッラシー・レイクにて。
今回友人に連れられて、人生初めてのロック・クライミングに挑戦した。向かった先はクライミングの名所であるキャンモアはグラッシー・レイク。
このポイントは標高の高い所に位置するため、舗装されていない山道を車で10分ほど登る。到着後車を降りた瞬間に、カナダに来て以来最高に感動する景色が広がっていた。自然が作り出す見たこともない色に輝く大きな湖に、人のいない無音の世界だった。一緒に連れてきた犬も大はしゃぎで湖に飛び込んでいた。
クライミングはその湖から10分ほど坂を下りた所にある。友人2人はクライミングのマスターで経験も豊富だが、まずは初心者の自分のためにレベル5(初心者クラス)のコースに一緒に挑戦した。
装備のクライミングシューズを履き、ハーネスという命綱と自分を繋ぐベルトのようなものを付けていざ挑戦!! クライミングは一人ではできない。必ず綱を支えるビレイという役割が必要だ。
またクライミングでは登りはじめる時にお決まりの合い言葉がある。ビレイ役"On biley!! "、登る人"I'm climing!! "。
高さにしたら25~30メートルくらいはあるだろうか。はじめは順調に登れたが、真ん中に差し掛かった所で友人が写真を撮るために自分を振り向かせた瞬間、パニックを起こした。
「高い!! 」
一瞬体がすくんだ。しかしその刹那、
「いかん! こんな事でビビってんじゃねえよオレ。そうだろ失うものは何もないはずだ。カナダに来たら何があっても挑戦するのみって決めたじゃないか!! Break throughだぁ! 」
内観し自分に言い聞かせる!!
「やばい。もうここまできたら登りきるしかないよ。よし一気にいったるで!! 」
一気に駆け上り遂に頂上まで到達!!
「やったぜ俺。一皮剥けた、かな?」
友人や周りにいたその他のクライマー達の拍手を受けながら、パラジュート部隊のように落下(降りる時も最初は結構怖かった)。
その後はレベル8(中級)にも挑戦し、かなり時間は掛かったがギッリギリ何とか登頂成功!!
スポーツ全般に言えることだと思うけれど、今回も登っている最中に本質的な自分の性格と向き合うことになる。特に、残り1~2 mからのギッリギリの場面で諦めの気持ちがでてくる。これは肉体的なものなのか精神的なものなのかと考えてしまう。最後までやりきる(登りきる)力を付けるにはとてもいいスポーツだと思った(精神的にも肉体的にも)。
今回は出会いのすばらしさ、大切さも再認識した。カナダで知り合い、今日ここに連れて来てくれた友人に心から感謝している。彼らに出会わなければ一生ロック・クライミングはやらなかったかもしれない。人生の中で一生の出会い、一期一会の出会いを毎日毎日繰り返しているけれど、すべてに意味があるんだな~としみじみ思う28歳の夏・・・。
今日はカナダの大自然のど真ん中で思いっきりアウトドアを楽しみ、「これぞカナダの夏でしょ!! 」というとてもいい体験をし、また日常生活してる中ではなかなか向き合わない本質的な自分を認識することができた。
ワーキングホリデーカナダ生活4ヶ月目 近藤 賢
料理の知恵 ~ワイン・ゲシュプリツター~
英語風に言うとシュプリッツァー。私がウィーンにいた頃良くカフェやホイリゲと呼ばれるワイン居酒屋で飲んでいた夏の飲み物です。熱ーい日の昼下がりなんかにぴったり。実際は二つの液体を混ぜるだけなので、お家でも簡単に作れます。
アルコール分はお好みで調節してください。お酒が飲めない方は、ワインの代わりにぶどうジュースやクランベリー・ジュースでもいいですよ。
材料
・ワイン(赤、白、ロゼなんでも、甘めがお奨め)適量
・炭酸水(ペリエやトニックウォーターなど) 適量
・氷 適量
作り方
(1)グラスに氷を入れワインと炭酸水を適当に加える
(2)マドラーで混ぜたら出来上がり
(3)フローズン・ベリーを入れたり、飾りにミントの葉やオレンジスライスを付けると、お客様に出すのにもいい感じです。
はる
インフォルームの本棚 四冊目
~純文学を楽しむ~
「猫と庄造と二人のおんな」、谷崎 潤一郎著、新潮文庫
外国にいると日本をひどく意識します。そして昔は倦厭していた文学史上に残る著者の作品などを読んでみたくなったりします。そういう人が他にもいるのか、バンフタイムズには意外にも純文学がそろっています。
今回紹介するのは耽美主義と呼ばれる谷崎潤一郎の一冊。一匹の猫を中心に、男女の心の機微を描く物語です。登場人物が話す美しい関西ことばで物語は進んで行きます。谷崎は猫好きでもあったようで、この本の中での猫や猫好きの人間の描写は秀逸。猫好きの読者はうんうんと頷きながら読むこと請け合いです。
他にもバンフタイムズには面白い本がたくさんあります。ぜひインフォルーム、火・水・木曜日の17:00~20:00にバンフタイムズ事務所までどうぞ。
☆バンフ・トリビア解答☆
答え:2. $2000
「ちょっとだけならいいかな」、で2000ドル。
ただし、お金の問題だけではありません。閉鎖されているのは理由があって、エルクが出産していたり、熊が餌を食べていたり、計画的な山焼きをしている場合もあります。ロッキーの野生動物と自然、さらに、あなた自身の安全を守るために、AREA CLOSEDの表示を見たら、絶対に立ち入らないようにしてください。
情報提供:バンフ遺産観光協会
編集後記
仕事に行く途中人だかりを見つけました。その中心には、のんびりと草を食む鹿3頭。
その中でも観光客らしき小さな子供をつれたお母さんは、子供に鹿をよく見せてあげようとあと1メートルぐらいに近寄っています。「それはナンボなんでも危ないでしょう」と思いましたが、鹿の方は気にせずもぐもぐ。
野生動物は時に近づきすぎた人間を攻撃することがあります。かと思えば、この間は写真を撮ろうと観光客に追い詰められたエルクが川に落ちて死亡するという事件がありました。どっちらにしても、野生動物と人間の間には適度な距離が必要です。
一言注意すべきかせざるべきか、バンフの住人なら一度は経験する葛藤だと思います。ちなみに私は注意できませんでした。うーむ。(も)
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