カナダから行う国際免許証申請


質問: 私はワーキングホリデーでバンフに滞在中です。日本出国前にうっかり国際免許証の取得を忘れてしまいました。こちらにきてから国際免許証が必要になったのですが、日本から国際免許証を取り寄せる方法はありますか?


回答: カナダにいる間に日本から国際免許証を取り寄せるには、「代理人申請」という方法があります。この場合、代理人は自分の親族でなければなりません。代理人が所定の場所へ以下の必要書類を持参して申請ができます。
  ただし、各都道府県により申請規定などが多少異なる場合がありますので、申請手続きを始める前に必ず、申請する場所に詳細をお問い合せ下さい。



☆必要書類(東京都の場合) 
  詳しくは警察庁ウェブサイトをご覧ください。

・代理人と自分との関係を証明するもの(戸籍など)
・申請依頼書-自分が何のために誰に申請代理をしいるかの文章と自分の署名をいれたもの。
・日本の免許証(実物)
・パスポートのコピー(全ページ、余白ページを含む)
・日本出国スタンプとカナダ入国スタンプのコピー(はっきり見えるように)
・ビザのコピー
・写真1枚 5X4cm





アルバータ州免許証取得方法


  カナダでは、もちろん日本の国際免許証でも運転は出来ます。しかし、他人や自分自身を事故に巻き込まないため、高い罰金や犯罪歴をもらわないためにも、こちらの交通規則を必ず勉強するようにして下さい。教本は下記の免許取得場所にて無料でもらえます。


【取得場所】
Banff Bureau of Licensing and Registrations
 住所: Lower Level, 229 Bear St. (映画館ビルの地下)
 業務時間: 月〜金曜日 午前9:00〜午後6:00  土曜日 午前10:00〜午後2:00
 ウェブサイト:http://www.banffbureau.com/




@Class 5 GDL 普通運転免許証(条件付き)
  車を運転するときに、Class5より厳しい条件が付いています。また、商業車両運転免許証(Class4)への切替はできません。

【必要書類】
  ●国際免許証および日本の免許証
  ●アルバータ州在住を証明するもの(雇用主からの手紙等)
  ●パスポート
  ●残り期限が90日以上のワーキングホリデービザ、ワークビザまたは学生ビザ(観光ビザは不可)

【手順】
  ●上記書類を持参した上で10問の筆記テスト(紙の辞書持ち込み可)に合格すれば取得できます。

【料金】
  ●テスト料(10問) $42.80
  ●免許証発行料 $17.36




AClass 5 普通運転免許証
  日本で言う普通免許。この免許証からは、商業車両運転免許証(Class4)への切り替えは可能です。

【必要書類】
 ●3年以上免許証を保持していること(発行日が3年以上前であること)を証明する免許証の英訳 (領事館もしくは有資格者による翻訳。スタンプ必要。)
 ●日本の免許証
 ●アルバータ州在住を証明するもの(雇用主からの手紙等)
 ●パスポート
 ●残り期限が90日以上のワーキングホリデービザ、ワークビザまたは学生ビザ(観光ビザは不可)

【手順】
 ●上記書類を持参した上で10問の筆記テスト紙の辞書持込可)に合格すれば取得できます。

【料金】
 ●テスト料(10問) $42.80
 ●免許証発行料 $17.36




BClass 4 商業車両運転免許証
  タクシーや観光ツアー用バンなど、商業目的で使用される車両(24席まで)の運転が認められています。Class 5を取った後取得できます。

【必要書類】
 ●Class 5の免許証 (Class 5 GDLは不可)
 ●Class 4用健康証明 (medical certificate)

【手順】
 ●上記書類を持参します。
 ●30問の筆記テスト(辞書持ち込み不可)と路上テストの両方があります。路上テストは予約が必要です。

【料金】
 ●テスト料(30問) $17.72
 ●路上テスト料 $95.00
 ●免許証発行料 $22.54



注意:
★@とAの筆記テストの際、電子辞書の持ち込みは禁じられていますが、普通の辞書なら持ち込みが許可されています。
★Bの筆記テストの際、辞書の持ち込みはできません。
★日本の運転免許証の英訳には、領事館などの政府機関からのスタンプが必要です。英訳免許証の入手方法の詳細は、在カルガリー日本総領事館にお問い合わせ下さい。 




  

飲酒運転は犯罪歴が残ります


  カナダでは、飲酒運転は「逮捕裁判有罪犯罪歴」という立派な犯罪です。
  検問で引っかかるとその場で手錠を架けられ、留置所に一泊させられます。その後裁判を受けることになりますが、判決が出るまでの間は国外逃亡防止のため、パスポートを取り上げられます。また、裁判は数ヶ月から一年かかるのが通常で、この間にビザが切れるような場合には、大変苦労することになります。
  犯罪歴が付くと、今後のワークビザ・移民申請、カナダ以外でも海外旅行の際に不利になります。
  「めんどくさいから」、「ちょっとそこまでだから」といった安易な考えで飲酒運転は絶対しないで下さい。





中古車購入に失敗しないために


  車の購入に関して日本とカナダではかなりの違いがあります。特に中古車は個人売買も多く、ある程度の知識がないと購入後にトラブルになることもよくあります。これから冬に向けて車の購入を考えている人がいると思いますが、参考にしていただければと思います。


車選びのポイント
  まず一番大切なのが入念な下調べです。車種、年式、走行距離、相場などは事前に知っておくべきでしょう。相場より安すぎる車は何か理由があるので気をつけて下さい。特に個人売買で購入した中古車は、後にある程度修理費が発生することを前提に、走行距離が少ないもの、年式が新しいものなどを選んだほうがいいと思われます。個人売買でなく中古車販売業者から購入する場合も、業者だからといって安心せず、きちんと選びましょう。
  年間の平均走行距離を計算してみるのも一つの基準になると思います。そのほか買い物のため街中だけしか走らないのか、アウトドアに活用するのか、雪道、スキー場に頻繁に行くのかといった、車を使う用途や燃費も購入のポイントになります。車種などによって保険の掛け金も変わるので事前に保険会社に見積もりを出してもらうといいでしょう。その他にはジャッキ、スペアタイヤなどの備品の確認も必要です。
  また、個人売買の場合、購入前になるべくお勧めしたいのがインスペクション(最低限の車の検査。車検はフルインスペクションと呼ばれる)です。特に10年以上前の車には、これがないと保険がかけられません。保険のない車で公道を走ることは違法です。買ってしまった後にインスペクションに通らず、膨大な修理費がかかってしまうという事態を避けるためにも、お金を払ってでも買う前に売り手にインスペクションに出してもらうことをお勧めします。


購入の手順
1.購入時に、"Bill of Sale"という用紙(売り手が用意)にサインをし、それをもらう
2.インスペクションを通し、その書類をもらう
3."Bill of Sale"と "Inspection Report"を持って保険会社に行き、保険を掛ける4.保険会社からの書類を持ってRegister Office に行きナンバープレートを購入


購入後の注意点
  車を長持ちさせるためには各種点検が必要になります。まずはエンジンオイルチェンジを定期的にすることです。オイルの種類にもよりますが、3ヶ月か5,000kmを目安に行うといいでしょう。タイヤの空気圧を定期的にチェックすることも必要です。特に長距離・ハイウェイを走る前にはなるべく行いましょう。冬前にはタイヤの溝が残っているか、ひび割れていないかなどの点検が必要です。古い車はチューンアップ(車全体の点検・修理)をおすすめします。特にバッテリーなどは冬が来る前にしっかりチェックしましょう。


その他注意点
  車の事故や故障を避けるため、長距離を運転する場合、疲れていたり、悪天候の時などは絶対に無理をしない、不具合を感じたらすぐに点検・修理を行うなど普段から注意を払うことが必要です。
  あると便利なものとしては、バッテリーが上がってしまった時のためのジャンパーケーブルや、寒い時にエンジンが凍らないようにする際に重宝する長めの延長コードなどがあります。

イワ犬&こてつ