![]()
オフ・トレイル・ハイキング 永作 まさかず
車で山道を走るのはオフ・ロード。ロッキーでハイキング・コースの無いコースを歩くのがオフ・トレイルである。
カナディアン・ロッキーの南端ファーニー(正確にはUSのグレイシャー国立公園を含む)から車で走ること約1時間。途中、森林伐採の道に入るので、ほとんどがダート・コースだ。どこを目指すかというと、この辺りに残された最後の氷河だ。地図には載っていない。ファーニー在住のムラがどこからか聞きつけてきた。そこにつづくトレイルは無い。
うわさの氷河が水源と思われる沢の横に車を駐車し、準備をする。どれぐらいかかるか分からないのでとりあえず2泊分キャンプの準備をした。メシは死ぬ程持っていく。どうなるか分からないからね。
沢沿いを登る。道は無い。標高が低いのと、ロッキーの太平洋側に位置する関係で水分が豊富なので、やたらと植物が多い。密集した藪は僕らの行く手を遮る。こんな場合、前の人のすぐ後ろを歩いてはいけない。前を行く人が掻き分けた枝が弓なりになり、後方に飛んでくるからだ。密林との戦い。わけのわからない植物を掻き分けていると。背中に枝や葉が入り痒くなる。肌を出しているところが枝に引っかかりうっすらと血がにじむ。時折顔にかかる蜘蛛の巣がうっとうしい。
急な登りが終わり、暗い森林に入る。地図で確認すると予定通りだ。地面は苔むし、周りは直径2メートル近くある幹に囲まれた。杉林だ。とても懐かしい気持ちになる。湿った大地はなんとも気持ちがいい。今流行のマイナスイオンの関係か?
やわらかい苔むした道が一直線に数十メートル続いている。上を歩くとふわふわして気持ちがいい。つま先で表面の苔と土を数センチ掘り返すとボロボロになった木が出てきた。一直線の道は、杉の巨木が倒れた跡なのだった。生命が輪廻を繰り返すのは遅いようで早い。よく見れば、いたるところに苔に覆われた道が出来ていた。
突然、光が僕らを包んだ。杉林が切れ、低木に覆われた大地に出た。どうやら雪崩の跡に出たらしい。雪崩の通り道では、背の高い木が雪に流されてしまい生息できない。それほど雪崩のパワーはすさまじいってことだ。雪崩の跡は日当たりがよく、低い広葉樹が覆い茂る。僕らはこれを見てうんざりした。また藪の中を進まないといけない。
藪は半分ほどがベリー類だった。赤い実がいたるところに見られる。ティンボー・ベリー、ラズベリー、サスカツゥーン・ベリー、ハックル・ベリー・・・他にも名前を挙げればきりがないほどのイチゴ畑を抜けていく。僕とムラは、イチゴを口いっぱいほおばりながら叫んだ。叫ぶ言葉はなんでもいい。とにかく大声を出す。熊が怖いのだ。時折、紫色の糞を見つける。こいつは間違いなく熊だ。新しいクソを見つけるとその叫び声はますます大きくなった。
イチゴ畑を無事越えると、再び急な登りになる。基本的には目標の氷河を源とする沢に沿って登るはずだが、その沢は遠く離れてしまった。沢の横は急な崖で登れない。コンパスを頼りにひたすら登る。
登りが終わると、大きな谷に出た。そして、森林限界線を越える。谷の中はまるで天国だ。高原が広がり、遠くに沢が流れている。あの沢が氷河の川に違いない。川に向かって、僕らはほぼ走るように近づいていった。谷の上方突き当りには高い滝がながれ落ちている。この上が氷河か?僕らは力を振り絞り、滝を迂回して崖を登った。
滝の上にはまた大きな谷が広がっていた。谷を囲む山並みがすぐそこに迫り、手が届きそうだ。しかし、氷河は見えない。急ぐことは無い。2日分のキャンプの用意をしてきたんだ。キャンプを張ることにする。
キャンプを張ると食事の準備。たいしたものは持ってきていない。この日はインスタントラーメンにとにかく入れられそうなものを全てぶち込んで食った。うまかった。「カナダのメシはまずい」と言うツーリストによく出会うが、ここまで来て食ってみろ。何だってうまいぞ!
焚き火を起こす。ここは国立公園とかややこしいところじゃあ無い。何だってありだ。そこいら中から薪を集めてきてちょうどいい具合に燃やす。こいつは具合がいい。何とか公園と名前のついたキャンプ場に行くと、「50センチ以上炎を上げないで下さい。」なんて書いてあるが、ああいうのはあまりにもわけがわからん人が来てむちゃくちゃするから書いてあるだけだ。僕らが帰るときには、どこで火を燃やしたか分からないよう、しっかり片付けて帰った。
炎のはるか先では夕日が谷底に沈んでいく。リスが鳴く。水の流れが、常に水音をかなでる。ムラが人生相談をする(あんまり聞いていないが・・・)。全てがゆっくり流れる。ここには電話もないし、メールも出来ない。しかし、不安にはならない。普段は口をつけることの無いウィスキーがやけに頭を駆け巡る・・・。
朝、テントの外を見ると星が見えない。また眠る・・・。ムラに起こされたのは9時を過ぎてからだった。雲に包まれた山が少しずつ顔を出し始めていた。ここカナダの内陸部は、朝晴れるとは限らない。午後になって天気になることも多い。僕らはゆっくりと出発した。
キャンプを出て、コンパスを使い、氷河があると思われる場所に向かって登る。たった30分ほど登ると、そこに巨大な氷河があった。急峻な崖に囲まれたすり鉢状の地形は、氷河を守るように囲んでいた。うわさは本当だった。なぜ地図には載っていないのだろう?かなり大きな氷河だ。僕らは氷河を見てしばらく声を出せなかった。広いカナダ、こんなところが無数にあるのだろう。ロッキーはまだまだ僕を捕まえて離してくれそうも無い。
恐ろしい紫外線
もう夏も終わり、町もすっかり秋の雰囲気でいっぱいですが、今回は紫外線のお話をしてみたいと思います。普段私たちが浴びている日光の一部を構成しているもの、それが紫外線(UV-RAY)です。
紫外線にはUV-A、B、Cの3種類がありますが、そのうち地上にまで届き直接肌に影響を及ぼすのが波長の長いAとBです。日焼けをしすぎたり、シミになったり、ひどい場合には皮膚ガンや水ぶくれ何て事も。最も肌に悪い影響を及ぼすCは、今のところ地球を覆っているオゾン層によって遮られているため地上には届いていませんが、近年、環境汚染が引き起こすオゾン層の破壊によりその影響が懸念されています。
では、一体どうして強い日差しを浴びる事が肌に有害なのか、考えた事ありますか?
適度に日光を浴びる事は決して悪い事ではありません。日光を浴びる事により、体の中でビタミンDが合成され、骨の発育を順調にする利点もあります。また、皮膚の角質によって紫外線を反射したり、メラニン色素が紫外線を吸収してくれたりと、人間の体はある程度日差しから肌を守る機能をもっています。特に、日本人の肌は白人の肌に比べると少しは日差しに強いようです。しかし、長時間紫外線に当たりすぎたり強い日差しにあたると、肌の角質細胞が増えすぎてイボのようなものができたり、メラニン色素も増えすぎてそれがシミになったりします。もっと怖いのが、肌の構造が紫外線によって破壊され、一部の紫外線が肌の中まで(体の中まで)入ってしまう事です。特に紫外線B派(UVB)は遺伝子に直接ダメージを与えるため、がんの発生の原因ともなりますし、皮膚の老化を促進させる働きもあるのです。「え?そんなの知らなかった、いまさら言われても・・・」なんて思った方は、明日からでも紫外線対策を試みてください。夏が終わったからといってもあなどれません。悲しい事に、日差しは普段普通の生活をしている以上どうしても避ける事ができません。しかし、自分自身の健康のためにはできる限りの注意と対策が必要といえます。カナダの中でもここアルバータ州はとくに日差しが強いようで、赤ちゃんにまでサングラスをかけさせている光景をよく見かけますよね。これを見習って、皆さんも日差しの強い日(特に長時間外出する時など)は紫外線防止用のサンケア製品を使用したり、帽子やサングラスをかけたりして太陽と上手にお付き合いしてください。
でも、日傘までさすとカナディアンに不思議な目で見られるので要注意・・・。
Maho Foster
「夏休みの思い出」 夏休みにはキャロウェイパークに行きました。のりものにのりました。 拓と行きました。ローラーコースターに三かいのりました。おもしろかったよ。 かなだでいにいきました。ぱれいどでまえにのりました。 かずくんのおたんじょうびかいにいきました。
バンフ日本語学校より
ぼくは、なつやすみににほんに行きました。くまぜみ、あぶらぜみ、にいにいぜみをつかまえました。
大西 拓
森本 秋奈
利光 瑠璃空
田口 慧
モモちゃんの「スキー場へ行こう!」
スキーシーズンが始まるまで、あと約1ヶ月となりましたね。スキーヤー、スノーボーダー、そして今年からウインタースポーツを始めようと思っている人、準備は着々と進んでいますか?
さて、今回の「スキー場へ行こう!」コーナーでは、バンフダウンタウンにあるスキー&スノーボードショップをご紹介します。カナディアンロッキーでウインタースポーツをする人にとって、各種ギアの準備はとても大切です。あまりの寒さで凍傷になる人が沢山いますし、スキー場の中でも、指定された救命具(アバランチビーコン等)を持っていないと入れないコースもあります。バンフは、ウインタースポーツのメッカ、カナディアンロッキーの玄関口ですから、数多くのスポーツ関連ショップが建ち並んでいますし、もちろん日本で購入するより安価で手に入ることも多々あります。また、バンフのショップでは、「ローカルディスカウント」を実施しているところも多いので、購入する前に店員さんに確認してみましょう。
板、バインディング、ブーツ、ウェア等はもちろん、防寒や救命などのギアもチェックして、思いっきりウインタースポーツを楽しみましょう。
@THE SKI STOP
203A BEAR ST. 403-760-1650
AMOUNTAIN MAGIC EQUIPMENT
224 BEAR ST. 403-762-2591
BMOUNTAIN MAGIC SPORTS WEAR
207 WOLF ST. 403-762-2664
CRUDE BOY'S
LOWER LEVEL SUNDANCE MALL 403-762-8480
DRUDE GIRLS
207 CARIBOU ST. 403-760-4412
EUNLIMITED
319 BANFF AVE. 403-762-3725
FSHOWCASE
2F CASCADE PLAZA 403-760-5131
GSPORTS CHECK
122 BANFF AVE. 403-760-8249
HULTIMATE
206 BANFF AVE. 403-762-0547
ICOLUMBIA MOUNTAIN SHOP
202 CARIBOU ST. 403-760-2345
JPERFORMANCE SPORTS
208 BEAR ST. 403-762-8222
KTHE ADOMINABLE
229 BANFF AVE. 403-762-2905
LMONOD SPORTS
129 BANFF AVE. 403-762-4571
MFROZEN OCEAN
210 BEAR ST. 403-760-2932
※順不同
※地図をご参照ください。