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アイスフィッシングへの道
〜其の三〜
「えっ、もうこんな時間?いやあ、スマンねえ。」
前夜のクリスマスパーティーの疲れからか、すやすやと眠り続け、全く起きる気配のない友人を思案の果てにとうとう10時に起こした。慌てて支度をする友人。「スマンねえ」じゃなくて「行きたい」って言ったのはあなたなんだから・・・ちゃんと起きてください・・・。私なんて行きたくないにもかかわらず、正確な体内時計(不思議なことに、寝る前に起きる時間を決めてから寝ると、その時間に目が覚めるのです)で9時に起きてしまったのに。家の人たちはそんな私を見て、私はすっかりやる気なんだと思い込み、「今晩は魚料理だね!! 頑張って」と妙に私を励ます。
そんな中、11時頃になってアイスフィッシングの師匠から電話。
「いやあ、スマンねえ。ちょっと寝過ごしちゃって・・・。あと10分ぐらいで迎えに行くから。」あなたもですか・・・。こんなことで私は果たして魚を捕まえることができるのか??
多少の不安は残るが、とにかく何とか出発した。目的地はSpray Lake。Canmoreのダウンタウンを通りぬけ、Nordic Centreやダムを過ぎた所になんだか川みたいに細長い湖がある。山や川などの名前を覚えるのが苦手な私は、地元の人にはとてもポピュラーなこの湖の名を聞いても、どの湖のことだかさっぱりわからなかった。場所を聞いて初めて「ああ、あれのことか」と思い当たった。Banffに3年もいてこの始末、全く恥ずかしい程のインドア(?)派であるというか、単に怠け者?!
あの湖なら近いじゃないかと思ったが、師匠の発見した「釣れるポイント」とやらはなかなか遠い。本当に細長い湖で、「まだここもSpray Lakeなの?」と途中で何度も聞いてしまった。(日本の小さな湖のイメージしかない私には、とても長く感じられたのです・・・)道中に購入した餌も、目的地に着いた(着いたと思った)頃にはすっかり溶けて生臭くなっていた。
この長いドライブの間に、気になって(暇になって?)餌は一体どんなものなのか、袋の中をのぞいてみた。ちょ、ちょっと待て! これは目刺しになる前のあのひしこいわしとかいうやつじゃないの? こんなぜいたくなものを魚にやらなければいけないの? これは日本の朝食の王様なのよ!! その辺のパン屑とかじゃだめなの? (ハトか何かと勘違いしています・・・)
「ふうん、日本じゃあ朝にこれを食べるのかあ。食べてもいいけど、これちょっと古いよ」と事も無げに言う師匠。いえ、あの、私達は別に今、これを食べたいとか食い意地がはっていて言ってるわけでは・・・単にちょっともったいないかなあともったいないお化けが心をよぎっただけで。まあ、いいか、きっとこれがアイスフィッシングの極意なのだろう・・・。これを餌に使うからには、絶対魚を釣ってやる!! なんかやる気になってきた。
泰子 永作まさかず
ゲレンデの外に出よう!
雪不足といわれる今年、カナディアンロッキーにもずいぶん雪がたまってきたようだ。「ようだ」というのは、僕は現在、カルフォルニアのマンモス・マウンテンという所にいます。3月にロッキーに帰る予定だが、帰ってからどこの山に滑り行こうかと、毎日カナダの雪情報をウェブサイトでチェックしている。
僕にとってレイク・ルイーズは毎年3月からが楽しい。ロッキー特有の浅い雪が安定し、比較的安心してゲレンデの外に出られるのが3月以降である。3月にもなると、日本から来たスノーボーダー・スキーヤー達もゲレンデの中に飽きて、どうしてもロープを越えたくなる。そして、レイク・ルイーズにはそんな場所がたくさんある。レイク・ルイーズ・スキーエリアの位置するホワイトホーン・マウンテンの頂上までリフトで登れば、スキーエリア外に簡単に出ることが出来る。
ここで一つ重要な事は、エリア内の「クローズ・サイン」とエリア外を示す「アウト・オブ・バウンズ」のサイン。前者はリゾートの敷地内でパトロールが助けに行けない所、又は雪崩などの理由により非常に危険な所だ。ここに入るとパス没収。あまりにも悪質な場合にはリゾート出入禁止の処置が取られることがある。僕が現在滞在中のマンモス・マウンテンでは、州の条例でなんと1000ドルの罰金。それに対して、後者はリゾートの管轄外で「このサインから外は全く当社とは関係ありませんよ」ということを示している。アメリカのリゾートは、リゾート内と外の間にクローズエリアを設けて、全く外に出られなくしてあるところも多い。それに比べれば、カナダはまだ外に出るか出ないかを個人の判断に任せている大人の国と言える。まあ、ただの田舎といえばそれまでだが・・・。
雪が降った後、リゾートの中はパウダー中毒の輩にとって戦場である。誰もが夢中になって人の滑っていない場所を求め、深雪を求め、あっという間に深雪は無くなってしまう。それでも、エリア外には深雪が残っている。そいつを頂かない手はありませんな!
レイク・ルイーズで最も有名なエリア外は「ウェスト・ボール」。ホワイト・ホーンの頂上から西に向かってトラバースすれば、簡単にそこに出ることが出来る。但し、帰り道がかなり難しいので、行ったことのある人と入ることを薦める。
それともう一つ、「パープル・ボール」。ここはラーチ・エリアのリフト降り場からひたすら上に向かって登る。頂上まで登れば、自分がどこを滑るべきかすぐに分かる。これらのエリアは、簡単にリフトからアクセスできる。こんなところが気に入って、レイク・ルイーズで何シーズンも過ごしてしまった。
ということで、これらのエリアに入る人たちにアドバイスっす!まずは結構人が死んでます。原因は大体雪崩。目の前にヘリが到来なんて事は二度や三度じゃありません。そこにいたパトロールに聞けば「今二人埋まっているから、ちょっと滑るの待って」なんて気軽に言われちゃって恐怖したことも。
外に出たい場合、まずはスキー・ロッジでアバランチ・インフォメーションをチェック。たぶん、あまりにもエリア外に出る人が多いので張ってあるのでしょう。これを見て内容が理解できないのなら出ない方が無難です。それと装備、スコップとプローブとトランシーバーは持っていきましょう。これも理解不能ならやはり外には出ない方がいいと思います。
なんて脅しちゃったみたいっすけど、これも自分が滑る雪を残しておきたいだけです。ゲレンデ外に出ると雪山のハイキングをしているのも同様。寒いカナダ、家にこもらず外に出たいものですね。がんばって冬も楽しみましょう。春のありがたさがさらに増すこと必至です。
Let's Talk Like Canadians!!
〜英会話ワンポイントアドバイス〜Take time off / Take a break(休暇をとる)
To take time off / to take a breakは、現在していることをやめ休暇をとるときに使います。To take time offは長期、to take a breakは短期(コーヒーブレイクなど)と覚えてください。
<Situation 1> ディナーでの会話
Friend 1: I really need a vacation.
Friend 2: Why don’t you take some time off?
Friend 1: I have been thinking about it.
<Situation 2> 職場での会話
Worker 1:
I have been staring at this computer for a long time. I need to take a break.
Worker 2: Great timing, I will join you.
<Situation 3> 上司と部下の会話
Boss: How are you doing today?
Worker: Not bad, but I am a little tired today.
Boss: Maybe you should take some time off.
Worker: Thank you, good idea!
BY Jannine Rossi (Banff Education Centre講師)