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身近な秘境【Grassi Lakes】
・歩行距離:4km
・標高差 :250m(1400〜1650m)
・所要時間:約2.5時間(休憩を含む)
・お手洗い:入り口のみ
透明度のある湖水は、なんとも不思議な色。深〜く印象に残ること間違いなし!「湖がきれい!」より「水がきれい!」と叫んじゃうのは自分だけ?
では、いざ出発! まずは、勾配の緩い針葉樹林を1時間、滝を眺めるビューポイントを目指します。出発後すぐに分岐がありますが、「中級向け」の看板がある左手に進みます。周遊コースなので、帰りは右の道から下りてきます。逆のコース取りはいけません!下りの際に滑りやすく危険なのです。ここは騙されたと思って時計回りを。
5月下旬頃から、魅力あるお花たちが続々登場!残念ながら、あまりにも多すぎて紹介しきれません・・・。是非一度確認に来てください。
気持ちの良い森林浴を楽しんだら、滝の音が近づいてきます。足場が湿ってきたらビューポイント。休憩を兼ねて写真を撮りましょう。足元が滑りやすいのでご注意を。こんな立派な滝でも名前がありません。あなたならどんな名前を付けますか?
滝の上にそびえるは、Ha-ling Peak(ハリン・ピーク)です。ビューポイントからは湿って滑りやすいとか、階段が急だとかで少々歩きにくいかも。でも、足元を確認しながらゆっくり登れば大丈夫。お花の多い時期は、写真や鑑賞を楽しむことでペース調整が容易です。階段を登りきれば休憩用のベンチ。一息つきながら水分の補給でもしてください。ここから湖までは10分足らずです。
湖は合計2つ。時計回りに進みましょう。グラッシーレイクの魅力は、得も言われぬ透明度と色。カナディアンロッキーの湖では異彩を放つ湖水です。私は勝手に「クリスタル・グリーン」と名付けちゃいました。
興奮度は高まりますが、最初の湖では写真を撮り過ぎないようご注意。理由はカンタン、2つめが更に魅力的だからです。もー、好きなだけ時間を費やしましょう。角度を変えながら、お気に入りの写真ポイントを探して下さい。その昔、先住民が岩に描いたとされる絵画もあります。とことん満喫したらそのまま進み、行きとは別の道を下りましょう。途中、滑りやすいところもあるのでご注意を。
◆真剣な助言
近年はブラックベアの影響で、8月から9月にかけてトレイルが閉鎖になることがあります。事前の情報収集は大切です。もちろん、それ以外の時期でもクマ対策をお忘れなく。田中康一
302(後編)
岩が無数に露出した斜面は、ルイーズ湖の奥に落ち込んでいる。雪に埋もれてはいるが、ルイーズ湖の水源であるビクトリア氷河から続く沢が、はるか下方に見渡せた。
分だったので、いいかげん仲間を待つために雪原の中で滑るのを止めた。今滑ってきた斜面と、これから滑る斜面を見渡す。随分長い時間滑ったはずだが、驚いたことに僕は山の斜面の真中にいた。長い長い斜面が谷底に向かって延びていた。
時折、遠くで風が叫びをあげる。そして、その数十秒後に僕らは強い風に晒される。ここまで登ってきた時かいた汗が一気に冷やされ、震え上がる。ジャケットの下にフリースを着込み、沢まで降りるルートを見つけることにする。
谷の底は見えるが、これから降りる斜面は急に落ち込み、30m程先からは行き先が見えない。途中に何があるか全く分からないので、完全に谷底まで続く道を見つけるまでは気持ちよく滑ることは出来ない。
僕の友人が同じルートを取って、ルイーズ湖まで滑り降りたことがある。その話を出来る限り思い出す。確か、一つ大きなクリフバンド(崖が山の中腹に帯状に横たわる場所)があると聞いている。まず、それを迂回しなければならない。
うっすらとかかる雲の合間から、時折、強烈な光が雪面を刺す。雪面の凹凸を感じるには十分な光だ。僕はゆっくり真っ白な斜面を滑り降りた。
表面を5センチほどの新雪が覆っている。ターンの度にその雪がどこまでも落ちていく。5ターンしたところで、落ちていく雪が空中に飛び出していった。この先が崖になっているのは間違いない。かかと側のエッジで止まり、逃げ道を探す。右側に大きな雪面が広がる。そこからは何箇所か下に下りることが出来そうな落ち込みがある。しかし、その下は見えない。そこが本当に谷底まで続いているのかは、ここからは確認できない。「もし、下まで降りることが出来ないなら、また登り返して、登ってきた斜面を帰ればいい・・・」そう考えると気が楽になる。
斜面を横切り大きな雪面に出る。谷底まで降りることが出来そうな落ち込みを一つ見つける。しかし、それは予想以上に急な角度で、谷底に向かっていている。板を外して落ち込みが覗けそうな横の崖に登り、その落ち込みが谷底まで続いているのかどうか確認しに行った。
それはスノーボードにとって素晴らしい斜面だった。幅50m、長さ500mの足元から続く狭い雪の通路が、幅1kmもありそうな大きな斜面に合流し、それが谷底まで続いていた。この場所がスノーボードを楽しむ為の出発地点になるようだ。
無線で上にルートを伝える。クリフバンドを横切らないように降りる場所を指示して、スノーボードの出発地点まで降りてきてもらった。
全員でこれから滑る斜面を見下ろす。それぞれの顔には、頭の中でこれから自分が滑るコースを思い描いているに違いない笑顔が浮かんでいる。入り口から約500mは斜度40°のパウダー。それから幅1kmのオープンバーンが広がり、それがどこまでもどこまでも続いている。これほど長いパウダーランを楽しんだ事は未だかつて無い。
まずはこのコースの発見者、僕から滑らせてもらうことになった。ありがとう。ここではファーストトラックよりありがたいプレゼントは無い。バインディングを足首の血が止まるぐらいしっかり絞め、雪の中に滑り込んだ。
狭く斜度のある通路はまるでジェットコースターだ。両側の岩に威圧感を感じて、ついターンを深めに切ってしまう。限られた空間ではスピードが何倍にも感じられる。それでも出来る限りターンの数を減らして、その通路を滑り降りた。
通路の両側の岩から開放されると、広大な雪原に出る。左右の視界を遮るものは、はるか遠くの山の斜面しかない。真っ白な斜面を自由に滑り降りる。斜度はそれほどでもないが、油断していると雪面のうねりが予想以上に膝にパワーを押し返してくる。先ほどの通路と正反対だ。どこまでも広がる雪原では、自分がどれぐらいのスピードで滑っているのか麻痺して分からなくなってくる。限りなく気持ちよく、自由だった。
随分と長い間滑った気
仲間が次々に奇声を上げながら、滑り降りてくる。滑り降りてくる小さな点がなかなか人の形に見えてこない。こんなに長時間パウダーを滑れるなんて夢のようだ。広い斜面は最後に滑った仲間でさえ、誰も滑っていない真っ白な斜面をプレゼントしてくれた。
僕が立ち止まった、山の中腹から谷底までは比較的緩やかだ。302の住民は次々にその斜面に吸い込まれていった・・・
永作まさかず
カナダで読むバイブルストーリー 12
教会のシンボルと言えば十字架。美術の時
間に、十字架にかかったイエスキリストの絵を見た方も多いでしょう。十字架のネックレスやイヤリングを身につけておられる方のそのシルバーの輝きを見ると、極悪人の処刑の道具であったこの十字架が、なぜこうも清らかで美しいのかと思わされてしまいます。
時の祭司達に妬まれて十字架にかけられたイエスキリストが、十字架の上で7つの言葉を言い残されたのですが、一番最初の言葉はこうです。
「父よ。この人々をお赦しください。自分たちが何をしているかわかっていないのです。」 ルカの福音書 23:34
人が今わの際に言う言葉は、本音の言葉でしょう。前日からの三十九度の鞭打ちの刑や、手と足に釘打たれた傷、茨の冠、苦痛で息も絶え絶えになっているその状態の中で、自分にあざけりやののしりの言葉をかけている人々。当然、怒ってもいいのに、自分自身を見失っている人々のために赦し続け、とりなしの祈りをされたのです。
罪の無いイエスキリストと違って、私達の心の中には、神に背を向けた心、敵意、争い、ねたみ、怒り、利己心、不和、仲間争いなど、どろどろしたものがいっぱいあります。本当は、罪の罰を受けなければならない私達の身代わりに、キリストは十字架にかかって下さいました。そして、永遠の愛と命の約束を与えて下さいました。
十字架に神の愛がある。だから十字架を見る時、美しいと感じるのだと思うのです。Grace Japanese Christian Church
丹羽宏子