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2003年6月下旬号

バンフ日系商工会からメッセージ

バンフは今、最高の季節です!

今年のバンフは、例年よりのんびりしています。しかし、ロッキーの大自然は変わりません。相変わらず山々は尖り、天に届きそう。湖たちもそれぞれエメラルド色に光輝いています。街は花かごで彩られ、風はさわやか。ここは私達の誇りです。この素晴らしさをより多くの方々と分ち合いたいと願い、皆様のお越しをお待ちしています。

SARS問題の心配は、このアルバータ州では今のところ皆無ですが、ご心配な方には日系商工会から詳しい状況をご説明しております。遠慮なくご連絡下さい。


bjcc-net@telusplanet.net

www.bjcc-net.com/


バンフ日系商工会一同


Alpine Holidays, Banff Executive Tours, Banff Guide Service(Exalta 21), Banff Tour Service, Banffy Bed & Breakfast, Bighorn Gifts, Calgary Guide Service, Canadian Co Co Tours, Canadian Fur Shop of Saitoh, Canadian Rockies Video, Canadian Way Tours, Canawest Travel, Chaya, The Collection, Cube Enterprises (The Banff Times), Explorer Canada Holidays, Fuji Tours, HIS International, Inns of Banff, Japanese Restaurant Miki, JTB International, Kintetsu International, Koyama Gifts, Maple Fun Tours, Maya & Yuki, Nippon Travel, NTA Canada, OK Gift Shop, Pika Village, Rocky View Adventures, Shiki Japanese Restaurant, Suginoya Restaurant, Sukiyaki House, Sushi House Banff, Tokio Photo Canada, Universe International Tours
(アルファベット順)

 


ゆっくり歩こう
〜グレーシャー・リリーとその楽園〜

 

今年もまたあの感動が近づいてきました。そう、「Glacier Lily(グレーシャー・リリー)」で埋め尽くされる楽園「Healy Meadow(ヒーリー・メドウ)」です。まだ訪れたことが無い方、とにかく一度出かけてみてください。ロッキーが世界に誇る壮大な景観です!(大袈裟かぁ?)

コースは終点のヒーリー・パスまで片道9.2km。全体の3/4は景観の無い樹林歩きですが、入り口から7.7km地点でメドウに到達。そこから先は息を呑むほどの景観が広がります。

「Meadow(メドウ)」とはその標高の違いから、「高山草原」とか「亜高山草原」などと訳されます。簡単に言えば高原のお花畑みたいなところ。でも、その広大さは想像を絶する世界。登りで汗をかいた身体に、メドウの風はホントに心地よい!傾斜は緩く、だだっ広い斜面にひたすらお花畑が続くのです。楽園というところがあるならば、きっとこんなところなのでしょうねぇ・・・。

ヒーリー・メドウのお勧めは、初夏の7月上旬と盛夏の7月下旬。盛夏はインディアン・ペイント・ブラシを筆頭に百花繚乱のお花畑!が、グレーシャー・リリーだけで広がる黄色の大斜面は、どんなお花畑よりも価値があります。もちろん、時期はあくまで目安。今後の気候に大きく左右されるため、情報収集と気候のチェックをお忘れなく。

また、グレーシャー・リリーは雪解けを待ちわびるかのように咲く種類。トレイル上には残雪やぬかるみが存在しますが、足首まで隠れる靴で “Stay on the trail” を。残雪やぬかるみは、避ければ避けるほどトレイル脇に踏み跡が広がり、植生範囲の縮小を招きます。靴は洗えばきれいになりますが、広がったトレイルや踏まれ続けた植物は元に戻りません。訪れる人の感動と繊細な生態系が永続されるよう、ハイカーひとりひとりの配慮が必要です。メドウは樹木もまばらな高山帯です。状況によっては風も強い。天候の急変もあるので防寒や雨具の準備をお忘れなく。

小さなお子さんをお連れのご家族や登りに不安のある方は、入り口から5.5km地点のキャンプ場までがお勧め。斜度は終始緩やかで、キャンプ場周辺はグレーシャー・リリーがやっぱり群生しています。ここはメドウよりも標高が低いため、6月第3週目前後が見頃でしょうか。(もちろん、これも目安です)キャンプ場から先は、メドウまでの急登が続きます。体力と残雪状況で判断してください。

グレーシャー・リリーは、日本で大人気の山野草、「カタクリ」の仲間。カタクリは知らなくても片栗粉なら聞いたことがあるはず。現在市販のものは、ジャガイモのでんぷんが主原料ですが、もともとはカタクリの地下茎に含まれるでんぷんを利用していたとか。日本で自生するカタクリは花がムラサキ(ピンク)に対し、グレーシャー・リリーは黄色。 花の色や葉の様子がそれぞれ異なります。

さて、感動と同時に注意も必要です。ヒーリー・メドウ周辺はグリズリーの生息地。単独や少人数での行動はお勧めできません。グリズリーへの知識と対策は不可欠です。パークスのWebサイト(*)や発行資料など、参考にできるものはいくらでもあります。ロッキーで生活する(遊ぶ)からには、グリズリーへの知識は必修科目のようなもの。これを機会にグリズリーへの関心を深めてはいかがでしょうか? 

  最低限、ベアベルの装着くらいは必須です。やっぱり基本は音を出すこと。自らの経験では、靴に付ければ容易に鈴の音が響きます。ただし、クリークの水量が多い場所では音が消されてしまうこともお忘れなく。ベアスプレーは、正しい使用方法でクマの顔に命中した場合は効果がありますが、地面に残された匂いは逆にクマを誘引する原因になるようです。いたずらに使用するのはもちろん、誤って噴射しないようご注意を。

クマ対策として何が適切かは分かりませんが、間近で出会ってからだと冷静な判断など難しいはず。出会わない工夫のほうが大切だと考えます。糞や掘り跡などは絶好のフィールドサイン。フレッシュならば、周りに十分注意を払ってください。ちなみに日本のカタクリと同じく、グレーシャー・リリーの地下茎にもでんぷんが含まれます。これはグリズリーの大好物。彼らの存在は掘り跡から判断できます。

初夏の大イベント、ヒーリー・メドウを安全に堪能してください。


田中康一


*  www.parkscanada.gc.ca/pn-np/ab/banff/visit/visit12_e.asp

 


 

Let's Talk Like Canadians!!

〜英会話ワンポイントアドバイス〜

Take someone up (on something) 
= to accept an invitation or an offer.
(パーティーやイベントの招待や誘いをうける)

このイディオムは、週末にゴルフやパーティーに誘われた時に気軽に使って頂けるフレーズです。「今夜、パブで飲まない?」や「週末にハイキング行かない?」などアクティビティーやイベントに誘われた時に使うと効果的です。
意味は、「考えとくよ」又は「いいアイデアだね」と覚えていただければ結構です。決してこれを言ったから行かなければいけないことはありません。興味を見せるという意味で使ってください。今度お友達からパーティーなどに招待されたら、使ってみて下さい。

●Situation 1 

Friend 1: How about dinner tonight, and then a 
movie?
Friend 2: That sounds great. I think I’ll take you
up on that.

●Situation 2 

Friend 1: Where is Dave?
Friend 2: He was talking to Cindy, and she 
offered to take him rafting.
Friend 1: Did he go?
Friend 2: Yes, he took her up on the offer.

BY Jannine Rossi (Banff Education Centre講師)

 


バンフ≠SARS

 

   バンフの外に住む人、特に日本に住む人には、この町にSARS感染の危険性がどれほどあるのかわからない。バンフは観光の町。バンフの観光業界やその関連産業は、日本からの観光客の数が減ったことにより、確実に打撃を受けている。バンフに住む一個人の立場から、このことについて考えてみた。

   日本の新聞には、ほぼ毎日SARSに関する何らかの記事が載っているようだ。感染を防ぐには、SARSが流行している地域に行かないことが一番と言われている。世界保健機関(WHO)からトロントに渡航勧告が出され、あたかもカナダの国全体がこの「SARSが流行している地域」であるかのように見なされている。ということは、そのカナダにあるバンフももちろんSARS流行地域、つまり渡航を控えた方が良い地域に含まれてしまうのだ。

   しかし、バンフは果たしてSARS感染に怯えなければいけない場所なのだろうか?バンフに住んでいるわたしにとって、その答えはNO。その理由としていくつかが挙げられる。まずは、地理的な事情。SARS感染が騒がれているトロントは、ここからは3000kmを越える距離にある。同じ国内とは言え、親戚や知り合いがいる人を除けば、バンフに住んでいる大半の人にとって、そこで起きていることはさほど身近に感じられないだろう。ロッキーの山々に囲まれているせいもあるのだろうか。ここは人ごみや都会からは遠く感じられる。もちろん、バンフでSARS感染者は出ていない。保証はないが、感染地域からの距離を考えるとこれからもその可能性は低いだろう。

   次に挙げられるのが、町の人々の反応。バンフを歩く地元民や観光客の中に、マスクをしている人は見かけない。ビジネス不振について話す時以外、日常生活の中でSARSが話題に挙がることも少ない。感染に怯えることなどなく、みんないつも通りの生活を送っているのだ。

   と考えると、「バンフ=カナダ=SARS」という考え方は間違っているように思える。本当は「カナダ=SARS」も間違っているのではないかと思うが、それは用心深い人には受け入れられないかもしれない。しかしながら、バンフ大通りに立ち、青く広がる空や高くそびえる山々を見上げると、SARS感染の可能性などちっぽけに感じてしまう。ふらりと町を離れハイキングに出掛けても、のどかなもの。日本の大都市のどこよりも、安心感を得られるのはここだ。いつもより訪問者が少なく、こんなに静かな夏のバンフを体験できるチャンスはそうない。

小林りん


カナダ建国記念日

〜Happy Canada Day!〜

  7月1日はカナダデー。カナダの建国記念日です。この日はカナダの国の特別な日として国中でお祝いの行事が行われます。TVでは式典の中継や花火も見られますし、バンフでも朝から出店や野外音楽コンサートも行われ、夕方のパレード、夜の花火など1日中にぎやかな日になるでしょう。

  カナダの建国は一般的には1867年7月1日とされていて、今回のカナダデーで建国136年目を記念することになりますが、実はこの1867年にカナダという国が現在の形のように全面的に統合できたのではありません。1867年に本格的独立統合活動が始まってから、一番最後にニューファンドランド州がカナダ自治領に加入した1949年まで、長い道のりがあるのです。カナダの国は生まれたばかりの大変新しい国なのです。

  1776年、アメリカ独立革命。この独立に反対し、イギリス王国に忠誠を誓った人々約4万人が、アメリカを逃れて現在のノバスコシアとケベックに北上してきました。その後、その人々が域を広げ、ニューブランズウィックとオンタリオという新植民地ができました。

  1861年、アメリカでは南北戦争で北軍が圧勝。リンカーン大統領のパワーは全開。いまにも軍を北へ向けるのではないかとカナダは震えました。この恐怖を克服し、アメリカに対抗する力をつけるために、各植民地を統合して独立国家を形成するべきと立ち上がったのが当時のオンタリオ首相、ジョン・アレキサンダー・マクドナルド氏でした。
  1867年、建国の父・マクドナルド氏の呼びかけに賛同したケベック、ノバスコシア、ニューブランズウィックがオンタリオと併合し、ここにカナダ自治領が成立したのです。この四つの植民地の統合がカナダ全土の統一国家作りの第一歩となったわけです。マクドナルド氏をはじめとする「カナダ建国の父たち」の夢は、全土に広がる各自治領がすべてひとつの国、「カナダ」として統一国家になることでした。当時、そのモットーとして選ばれた言葉は「海から海へ」(Coast to Coast)、大西洋から太平洋へと広がる国家というものでした。

  しかし、現実は厳しく、プリンスエドワードアイランドやニューファンドランドは、断固としてイギリス国家下にあることを望んでおり、また広大な平原や険しいロッキー山脈は地理的に大きな壁となっていました。

  1885年、マクドナルド氏の尽力をともない完成したカナダ大陸横断鉄道により、各自治領や植民地がより深く結ばれるようになりました。これをきっかけに次々と植民地がカナダ自治領に加わっていきました。

  1870年、マニトバとノースウエストテリトリーが加入。1871年、ブリティッシュコロンビア。1873年、プリンスエドワードアイランド。1898年、ユーコン。1905年にアルバータとサスカチュワン。

  1949年、最後にニューファンドランドが加入し、この時ついに建国の父たちの夢、「海から海へ」とわたる統一国家カナダが成立したのです。

Chiaki

 


カナダで読むバイブルストーリー14

 6月5日は、バンフのOne Hot SummerでBanff Ministerialのコーナーに、私達の教会も参加させて頂きました。各ブースには、色々な活動をしておられる団体や会社があり、とても興味深かったです。Banff Ministerialのブースは、各教会の建物と牧師の写真が貼ってあったのですが、その上からアーサーホーランド師のポスターを貼り付け、宣伝にいそしみました。「かっこいいから是非来てください。」(ん?何という宣伝の仕方!)ああ、でも私の心は「皆さんにストレートな福音をぜひ聞いていただきたい」そればかりなのです。

  さて、AD35年頃、クリスチャンに対する迫害が強まり、エルサレムから多くのクリスチャンが出て行きましたが、どこへ行ってもイエスのすばらしい知らせ(福音)を伝えて歩きました。ピリポもその一人です。

  「ところで、ピリポはどうしたでしょう。主の使いが現われて、『さあ、エルサレムからガザの荒野に通じる道に、お昼頃着くように出かけなさい』と言うではありませんか。言われたとおりにすると、エチオピヤの女王カンダケのもとで、大きな権力を持ち、女王の財政を管理していたエチオピヤ人の宦官(かんがん)が向こうから来ます。この人は、神殿で礼拝するためにエルサレムへ行き、今馬車で帰るところでした。ちょうど預言者イザヤの書を、声をあげて読んでいる最中です。聖霊がピリポをうながしました。『さあ、あの馬車に近づいて、いっしょに行きなさい。』ピリポが走り寄ると、イザヤの書を読んでいるのが聞こえます。そこで、『失礼ですが、その意味がおわかりですか』と尋ねました。『残念ながら、だれかが教えてくれないとわかりませんな。』こう答えると、その人は、馬車に乗って、そばに座ってくれと頼みました。

  ・・・またとないチャンスです。ピリポは、このイザヤのことばから始めて、聖書(旧約)のあちこちを引用し、イエスのことをくわしく説明しました。さて、道を進んで行くうちに、水のある所に来ました。すると宦官は、『ごらんなさい。水がありますよ。ここでバプテスマ(洗礼)を受けてはいけない理由はないでしょう。どうです?』と言いだしました。『心から信じておられるなら、もちろんかまいませんとも。』『私はイエス・キリストを神の子と信じます。』宦官がはっきり告白したので、馬車を止めさせ、二人して水の中に入り、バプテスマを授けました。」 リビングバイブル使徒の働き 8:26-31、35-38

Grace Japanese Christian Church
Hiroko

不良牧師、バンフへ来る!

  型破りな牧師、アーサー・ホーランド氏がバンフで特別伝道集会(日本語)を開きます。日本人の母とアメリカ人の父を持ち、ちょっと変わった人生を歩んできた人・・・。愛のこもったメッセージが聞けること間違いなし!
 教会に来られたことのない方も、お友達をお誘いの上どうぞお気軽にお越しください。入場は無料です。

日時:6月25日(水)14:00〜
場所:Banff Full Gospel Church



2003年6月19日更新

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