バンフ観光業に復活の兆し
全日空(ANA)は7月29日(火)から、東京・カルガリー間の直行チャーター便運行を予定している。
ロッキー山脈エクスプレス(Canadian Rockies Express)と呼ばれるこのチャーター便は、日本人観光客市場とアルバータ観光業の復活を促すため、アルバータ観光局を通して企画されたもの。大型旅客機を使い、7月から8月にかけて3回にわたり運行される予定。乗客は、バンフ、レイクルイーズ地区に宿泊する。バンフ・レイクルイーズ観光局によると、エコノミークラスは既に売り切れており、キャンセル待ちの状態という。バンフ・レイクルイーズ観光局ウェブサイト、クラグ・アンド・キャニオン紙より
幼い姉妹、木の下敷きに
6月30日(月)14時40分頃、マーブルキャニオンで遊んでいたキャンモア在住のSage Kalein O'Neilちゃん(8歳)とShea Cailin O'Neilちゃん(5歳)姉妹が、突風によって倒された高さ約18mの木の下敷きになり死亡した。
事故当日、この姉妹は両親と一緒にマーブルキャニオンをハイキングしており、一つ目の橋手前のトレイル上で大好きな石集めをしている最中に、倒れてきた木の下敷きになった。姉妹のうち一人は即死。事故直後、まだ息をしていたもう一人は、救急隊員の父親Paul O'Neilさんによって救急措置が施されたが、命を救うことはできなかった。クートニー国立公園を含むロッキー山脈の一部では、その日一日中突風が吹き荒れていた。
この極めてまれな事故が起きたマーブルキャニオンは、クートニー国立公園内にある人気のハイキングスポット。事故後、4人のトレイル整備員が、風で被害を受けた地域を回り、数本の木を処理した。こういったトレイル整備は、定期的に一年に4回と嵐があった後にトレイル沿いとキャンプ場付近で行われている。
「(木の下敷きになることは)雷に打たれるよりも稀。今回の事故は、とても不運なもの」とパークスカナダ広報担当のShelley Humphries氏はコメントした。アウトルック紙、クラグ・アンド・キャニオン紙より
Mrs. Canada、元バンフ住民
6月21日(土)オンタリオ州ロンドンで行われたミセスカナダ・インターナショナルのコンテストで、バンフに17年間住んでいたMonica Zeniukさんが優勝した。
オンタリオ州出身のZeniukさんは、80年代初めに休暇でバンフに遊びに来てから2年前まで、この町の住民だった。7月1日に行われたバンフカナダデーのパレードにも参加した。
Zeniukさんは、2003年ミセスカナダ・インターナショナルとして、9月にテネシーで行われる世界大会に出場する。クラグ・アンド・キャニオン紙より
偽$5札と$10札、発見される
バンフ警察は、6月26日に偽$5札を、27日に偽$10札を一枚ずつ地元商店から回収したことを発表した。
「小額の偽造紙幣が最近、より多く出回っている。技術の発達により、本物に近い紙幣を作るのがより簡単になったのが原因」と、Don Pipher警部。偽$5札がバンフで回収されたのは、これが初めてと言う。
同警部によれば、いちばん簡単な見分け方は、お札を濡らしてカウンターにこすりつけて見る事だという。もし色が落ちるようであれば、偽札と判断できる。
偽札や偽クレジットカードが使用される現場を目撃した際は、使用した人物の外見と車で去っていったかどうか、車のナンバープレート、向かった方向などを控えておくよう警察は呼びかけている。クラグ・アンド・キャニオン紙より
マウンテンバイカー、逮捕される
バンフ在住のマウンテンバイカー二人が、違法にトレイルを使用したとして6月28日(土)に逮捕された。二人は、自転車使用が禁止されているノーケイ山の南側斜面のトレイルをマウンテンバイクで降りている最中、パトロール中のワーデンに見つかり通報された。
ワーデンのDoug Eastcott氏は、「この夏ワーデンらは、違法にトレイルを使用するマウンテンバイカーを取締まり、必要ならば通報するつもりだ。スポーツ自体をやめさせるつもりはないが、どこでスポーツが行われるかを規制したい」と述べた。
ノーケイ山は車のアクセスが良いため、90年代にマウンテンバイカーの間で人気が高まった。その結果、ノーケイ山とストーニー・スカウ山の南側斜面には非公式なトレイルが数多くでき、パークスカナダは2000年夏、同区域でのマウンテンバイク使用を禁止した。両方の山の正面側斜面は、野生動物保護地区(wildlife corridor)の一部になっており、1997年以降、パークスカナダは同地区から人工的に作られた施設などを取り除く作業を行っている。
「熊やクーガーが行き来できるよう、保護地区から施設を取り除くことにたくさんの費用が費やされた。マウンテンバイカーが使うようなトレイルが広い地域に分散されていることは、この取り組みにとって逆効果であり、その地域を熊たちが避けて回ることにつながる」とEastcott氏は説明した。アウトルック紙より
不明死体、身元確認される
6月6日にMount Lady Macdonaldでハイカーにより発見された死体の身元は、キャンモアで3ヶ月間行方不明になっていたArchie Wallesさんと確認された。
ケベック州出身のArchie Walles(別名 Jean Francois Fecteau)さん(20歳)、は、今年3月11日にキャンモアで目撃されたのを最後に行方不明となっていた。
警察では、事故死と断定。キャンモアRCMPのDon Cohn巡査部長によると、Wallesさんはキャンモアに数年間住んでいたらしいが、職場などの詳細は明かされていない。アウトルック紙より
郵便局、人手不足の苦情
最近郵便局に行き、窓口の長蛇の列に悩まされた人は多い。ホワイト・ミュージアムで働くPhyllis Horpenukさんもその一人だ。現在、バンフ町で唯一の郵便窓口になっているバッファロー通りの郵便局は、人手不足に悩まされている。この事につき、カナダ郵政省の苦情処理官に手紙を出したHorpenukさんは、帰ってきた返事にご立腹だ。
「私は2ページに渡る手紙を書いたのに、その中のわずかな部分に対してしか返答がなかった。営業時間を延長することは問題解決にはつながらない。人員不足が問題なのに、そのことについて何の対応もない」とHorpenukさんは憤慨する。
カナダ郵便局員労働組合のGeraldine Bergstrom氏によると、営業時間延長にあわせ、郵政省はフルタイム職員を一人、パートタイムを二人雇う予定だという。現在、バンフ職員は超過勤務を強いられている。
郵政省広報担当のBob Taylor氏は、「営業時間延長は、3〜4ヶ月だけの実施予定。郵政省は、その間に郵便窓口を受け持ってくれる地元商店を探したいと思っている」とコメントした。
Horpenukさんは、郵便窓口を開いていた地元商店に改装を命令した郵政省を批判する。両店とも、改装のコストが高すぎるため、窓口を閉鎖することを決めた。「(これらの商店に改装するよう)圧力をかけるのは、的外れであり、恥じるべき行動。誰も郵便局の見た目になんかこだわっていない。」クラグ・アンド・キャニオン紙より
Information
2003年7月下旬号
フォークミュージック・フェスティバル
キャンモアで8月2日〜4日、フォークミュージックの野外コンサートが行われます。フォークとは、民族音楽のこと。「民族音楽」と言うと、とっつきにくいように感じられますが、最近ではロックやブルース、ジャズも取り入れられポップと変わらないほどファンが増えてきています。ロッキーの山々に囲まれた野外コンサートも面白いのではないでしょうか。
http://www.canmorefolkfestival.com/
自転車盗難に注意
暖かくなり、自転車を手に入れた人は多いと思います。そんな時に多いのが、自転車盗難の被害。
自転車泥棒は、どんなに頑丈な鍵がかかっている自転車でも盗んでしまいます。まず鍵をかける時は、フレームとタイヤの両方を電柱などの動かないものにロックすること。鍵をかけるだけでなく、シリアルナンバーを控えたり、消えないようにナイフで印をつけるなど、盗まれた自転車を見つけた時に、自分の物と証明できる手段が必要です。また、できる限り屋内に止めるのが賢明でしょう。被害にあった場合は、警察に届け出ることをお勧めします。
Heritage Museum再オープン
バンフ大通り沿いボウ橋手前の現在修復工事中である歴史博物館(Heritage Museum)が、8月4日をめどに再オープンする予定です。今年で開設百周年の博物館。展示品の中には、百年以上前のものもあります。
キューブ・ヘルプラインより
〜荷物の盗難・紛失が続出〜
割安なバスの周遊券を利用して、広いカナダの移動や旅行を楽しむ人々が増えています。長距離バスの旅はそれなりに便利で楽しいこともありますが、最近多くの人が荷物を盗まれたり、失くしたりして被害にあって困っています。ここは、日本での常識や良識が通じない外国です。以下のケース例と注意事項を参考に、安全で楽しい旅をして下さい。
<ケース1>
「私がジャスパーからエドモントンまでグレイハウンドのバスで旅行した時。途中、小さな町でトイレ休憩がありました。すぐに戻るつもりで、手荷物をそのままバスの座席に残して、その場を離れました。手荷物の中には、パスポートやトラベラーズチェック、お金などの貴重品も入っていました。
トイレから出てバスに戻ろうとした時、バスがもう出発していたのです。びっくりしました。荷物はすべてバスの中、自分ひとりだけがポツリと取り残されてしまったのです。泣き叫んでもバスは戻って来ず、5時間後、次のバスでエドモントンに向かうことになりました。荷物はエドモントンのバスターミナルで保管するということでした。
私が到着してみると、預けた大きな荷物はあったものの、バスの中に残した手荷物はどこにもありませんでした。皆その荷物に関しては知らない、責任はとれないと言い張ります。バス会社は担当の運転手の情報もくれないし、何の補償もありませんでした。」
<ケース2>
「私はBC州のナナイモからバンクーバーに向かうため、グレイハウンドバスを利用しました。フェリーが港に着く頃所定のバスに戻ると、バスはフェリーから乗った客で満席になっており、もう一台のバスに乗るよう運転手に言われました。その時、バスの下に預けた荷物も乗せかえるよう頼んだのですが、『時間がない』『バスは同じところに向かって行くし、ターミナルで荷物は降ろすから心配ない』と、運転手に冷たく断られました。
ターミナルに着いてみると、荷物はどこにも見当たりません。運転手の姿はどこにもないし、ターミナルのカスタマーサービスは無責任な対応で、何を言っても取り合ってくれませんでした。なくなった荷物の中には航空券と現金も入っていたので、今後旅する所持金もなく途方に暮れています。」
<注意事項>
★貴重品は何があっても肌身から放さないように。やはり、首から下げてシャツの下に隠すタイプの貴重品入れが一番でしょう。
★貴重品とはパスポート、航空券、現金、クレジットカード類。トラベラーズチェックは、正しい使用方法を実践していれば、もしもの時にはすぐに再発行してくれます。
★荷物には、名前と連絡先を必ず書いて下さい。また、行き先が書かれているタグを預ける荷物に必ずつけてもらって下さい。紛失時に、バス会社が補償してくれるとは限りません。自分の手元を離れた荷物はなくなる可能性があることも念頭に。
★日本からの旅行者は、カナダではあまりない見かけない物を持っていて目立ちます。デジタルカメラ、 CDウォークマン、電子辞書、最新型ラップトップなど。管理しなければならない荷物が増えれば、その分旅先で気を遣うことが多くなります。旅を楽しむために、何を優先するかをよく考え、荷造りしましょう。
★長距離バスの場合、途中何箇所もトイレ休憩がありますが、運転手がその都度、乗客の人数確認をしない場合も多いようです。出発時間等の確認は必ず行うようにしましょう。
★荷物や貴重品の盗難や紛失にそなえ、パスポート、航空券、トラベラーズチェック情報、クレジットカードなどの大切なものは、予めコピーをとり家族や信用のおける友人に託しておくのがよいでしょう。
<紛失・盗難にあってしまったら>
1.まず、最寄の警察所に届出をして下さい。報告は、詳しく正確にしましょう。そこで警察証明を受け取って下さい。
2.パスポートの再発行は真先にする必要があります。パスポートなしでは、外国で自分の身分を証明するものがありません。再発行手続きを扱っていない日本領事館もありますので、充分気を付けて下さい。西カナダでは、バンクーバーとエドモントンで手続き可能です。(平日受付のみ)再発行手続きは日本への連絡確認が必要なため、2〜3日かかります。
3.その他必要な各クレジットカード会社への連絡、トラベラーズチェック再発行などの手続きを行います。
「バンフタイムズ」のCUBE Help Lineでは、皆様が安心して安全、かつ快適な海外生活が送れるよう、常にサポートしていきたいと考えています。怪我や病気の際の医療アシストの他、ビザ問題の解決、警察でのトラブル、精神面サポートなども行っております。緊急時24時間連絡は762-7771まで。緊急時以外は火、木、土の16時〜19時のインフォルームにて、ご相談、質問等随時対応しております。(無料サービス)
バンフのテッドさん、特別賞に輝く
7月5日(土)生放送されたNHK「のど自慢 in Vancouver」にバンフから出場した早風テッドさんが、特別賞を受賞しました。
早風さんは、予選250組から絞られた25組が出演した本番で、ゲスト細川たかしさんの持ち歌「北酒場」を披露。歌の後、ロッキー山脈をはるばる越えてきたことなどを司会者や細川さんと話し、特別賞を受賞しました。会場の舞台背景には、ロッキー山脈の誇りモレイン湖とテンピークスの嶺々などの写真が映り、カナダの大自然のイメージが日本の多くの人々に伝わったことでしょう。NHKでは、この番組の制作過程と出演者たちをクローズアップした「ドキュメンタリー・のど自慢」の放送を予定しています。また、8月中旬には、予選全ての模様も放送される予定です。
早風さんインタビュー
<のど自慢出場の感想は?>
とにかく出場して良かったです。とても楽しく、良い思い出になりました。前日の予選の時から会場は盛り上がっていて、本番には一席の空きもなく、2800人の観客で熱気ムンムンでした。それにしても本番の時の歌は、ほんとうに緊張しました。ゲストの細川さんと石川さんが、本番のあと会場の人々に3曲づづ歌ってくれましたが、お二人の歌を生で聴くことができたのも大感激です。細川さんは気さくな人で、石川さんはとてもきれいな方でした。
作家桐島洋子さん講演会
バンクーバーを拠点とする作家桐島洋子さんの講演会が、カルガリーで行われます。公演内容は、「海外における日本語とは何か。海外で生きる日本女性」。(www.yoko-kirishima.net)
日時:8月9日(土)15:00〜
参加費: $20(講演会と夕食を含む)
参加申し込み:Lindeboom 美由紀まで (8月5日締切り)
403-285-1596/ mlindeboom@shaw.ca
映画三昧
只今バンフの映画館では、夏休みのため毎日マチネ(昼興行)上映が行われています。格安マチネを利用し、このチャンスにたくさんの映画を観てはいかが?
映画館情報
LUX Cinema Centre 電話:762-8595
場所:ベア通りとウルフ通りの角
大人料金:一般 $ 9.50
マチネ $ 6.50
火曜日 $ 5.50
ミッドナイトショー $ 5.00
☆今話題の映画☆
『ターミネーター3』
これを観る前に、ぜひ『ターミネーター1・2』ご覧になることをお勧めします。特に『2』の評価が高かったので、これはいまいちという感もありますが、変わらぬカッコよさが持ち味のシュワちゃんを見るだけでも良いかも。
『チャーリーズ・エンジェル』
これもおなじみ、人気シリーズ。夏場にあった気軽なのりの娯楽映画です。
『ファインディング・ニモ』
ディズニーが総力を注いだ力作。アメリカでも大ヒット中。
バンフタイムズからお願い
現在、バンフタイムズのメールアドレス「banfftimes@expertcanmore.net」が、うまく作動しておりません。
受信できないメールがあり、受信できなかった場合、送信者には何のエラーメッセージも届きません。そのため、皆さんがバンフタイムズ宛に送られたメールの中には、こちらできちんと受信していないものもあると思われます。
プロバイダーと連絡を取り問題解決に取り組んでいますが、その間予備のメールアドレスを設けました。クラシファイドなどのお申し込みを含め、こちらにご連絡を頂く時は、お手数ですが以下の両方にお送り頂くようご協力お願い申し上げます。
クラシファイドのお申し込みには必ずお返事していますので、締切りの土曜日正午までに返事がない場合は、直ちに編集部(762-5991)までお電話下さい。
大変ご迷惑をおかけすることをお詫び致します。皆様のご協力をお願い致します。
<以下の両方へメール送信をお願いします>
banfftimes@expertcanmore.net (以前と同じアドレス)
banfftimes@hotmail.com (新しい予備アドレス)
前号に訂正
バンフ外に配られた7月上旬号の一部に、プリントミスがありました。「デジタルのはなし」に出てきたCDの音声再現の仕組み説明部分にあった「A/Dコンバーター」は、「D/Aコンバーター」の間違いでした。図3を含め、5ページ目の右の段内4箇所を訂正いたします。編集者のミスのであり、読者と作者の方両方にお詫び申し上げます。
2003年7月17日更新