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2003年10月下旬号

 


 

 

国道1号線の2車線化、決定

 

  バンフで数年間行われてきた国道1号線の2車線化運動が、やっと実を結んだようだ。10月3日(金)、カナダ政府は、国道1号線のキャッスルジャンクション、アイスフィールドパークウェイ・インターチェンジ間の2車線化計画を発表。東行きと西行き車線が隣接し、分離帯がない同区間では、過去5年間で交通事故による死者が24人にものぼっている。
  この工事にかかる正確な費用はまだ明らかになってないが、Allan Rock産業大臣は、連邦政府が両車線の分離工事に$50,000,000を投入するとしている。
  数年間に渡り、州政府と連邦政府にこの区間の2車線化を働きかけていたグループ「インプルーブメントディストリクト9」のIan Mackie氏によると、工事開始予定日はまだ決められていないという。その前に、綿密な計画、土壌調査、環境査定、公開協議などが行われる予定。「環境査定などがこの冬行われる見込みで、うまく行けば2004年中に実際の工事が始まるだろう」と同氏。
  工事は、レイクルイーズ付近から東に向かって進められる予定。

クラグ・アンド・キャニオン紙より


Cabooseレストラン閉店へ

 

  31年間、バンフ駅構内で営業していたカブースレストランが、10月いっぱいで閉店することになった。このレストランは、多くの日本人ツアーグループに利用され、カクテルラウンジにもカラオケを目当てに多くの人が訪れた。「カブース」とは英語で「車掌室」を意味し、1920年代の駅の内装を多く残したユニークなレストラン・バーとして知られていた。

クラグ・アンド・キャニオン紙より


ハリウッド映画、バンフで撮影

 10月3日(金)から5日(日)にかけてバンフのティンバーライン・インで、2004年公開予定のハリウッド映画『The Lazarus Child』のシーンが撮影された。バンフを訪れたのは女優のアンジェラ・バセットと俳優クリストファー・シャイヤー。撮影中、ティンバーライン・インは休業し、精神病院のセットと化した。
 この映画は、イギリス人夫婦(父役アンディ・ガルシア)が昏睡状態から目覚めない娘を助けるため、アンジェラ・バセット扮するカナダ人精神科医の病院に娘を預けるというストーリー。
 この映画の撮影のほとんどはカルガリーで行われたが、窓から外が見えるシーンや屋外でのシーンはバンフで撮影された。

      クラグ・アンド・キャニオン紙より


1-866-My-Banff

 バンフ/レイクルイーズ観光局が新しく「1-866-My-Banff」という電話番号を設置する。この電話番号にかければ、バンフ・レイクルイーズ地区を熟知したオペレーターにつながり、宿泊からツアー、イベントまですべての分野の予約や情報入手が可能。
 このサービスが始まるのは、カルガリーとエドモントンで冬の観光マーケティングが始まる10月30日と31日以前の見込み。

クラグ・アンド・キャニオン紙より


狼に関する議論、様々

 9月25日(木)から28日(日)までバンフセンターで、世界狼会議が開催された。野生動物保護活動家、科学者、牧場主、狩人が世界各地から集まり、狼に関わる様々な問題についての話し合いが行われた。
 この会議で、アルバータ大学の研究者Mark Hebblewhite氏は、バンフ国立公園付近の狼とその餌食となる動物の相互関係について研究書を発表した。
 その発表によると、1950年代前後、狼に牛を捕食された牧場主の苦情を聞き入れ、アルバータ州政府は狼撲滅キャンペーンを展開。その結果、この地域から狼が姿を消し、代わって、狼の餌食となっていたエルク(オオジカ)の数が大幅に増大した。これにより、今度はエルクの食糧となるヤナギなどが激減、生態系のバランスが傾く結果に。しかし、1980年代になり、狼の個体数が自然回復し、エルクに食されていたヤナギが育ち、多種類の鳥がこの地域に現れるようになったという。
 こういった発表は、国立公園関係者や野生動物保護活動家にとって、狼保護の必要性を主張するのに役立つもの。しかし、同じ発表でも、公園外の人にとっては狼保護に反対する材料ともなる。Hebblewhite氏自身「主に狩猟目的で土地が使われている公園外に行けば、狼がエルクに強大な影響を与えるという事実は、狩人が獲るエルクの数が減ることにつながる」と語っている。更に、狩猟によるエルクの減少と狼の捕食によるエルクの減少では、生態系に与える影響は同じという研究結果も出されている。
 アルバータ州では、野生動物研究家と牧場主の間の話し合いにより、狼に対する見方は変わってきている。中央ロッキー狼プロジェクトでは、牧場主やアルバータ畜産委員会と協力し、牛と狼を隔離する方法を模索している。
 このプロジェクトと協力し、今回の世界狼会議にも参加した牧場主の一人であるErik Butters氏によると、アルバータ州内で毎年約100頭の家畜が狼により殺され、その補償金としておよそ$60,000が牧場主に支払われている。「これは、アルバータ州の畜産業全体にしてみればちっぽけな数だが、個人の牧場主にとっては大きい」と同氏。
 カナダ野生動物擁護者協会の理事を務めるJim Pisott氏は、「牧場主は、十分に補償されるべき」と言う。同組織は、カルガリーの南に位置するロングビューで、牧場主に牛の監視役を雇う資金の一部を支給している。

      クラグ・アンド・キャニオン紙より


ハイカー、ランドル山で迷う

  10月2日(木)、バンフに住むMark Dickinsonさん(20)とDanielle Ganeauさん(19)が、ハイキングしていたランドル山からヘリコプターで救出された。二人は前日の1日(水)、ランドル山へハイキングに出かけたが、途中でトレイル(登山道)から外れ、帰り道が見つけられず、零下の気温の中、山で夜を明かした。翌朝、再度トレイルを探したが見つけられなかったため、携帯電話でワーデン(森林警備隊)に助けを求め、救出された。
  二人は、標高2949mの山頂に達した帰り、トレイルがわからなくなり、知らないうちに今までに多数の死者を出している危険な崖地帯に入り込んだ。「見当たるすべての尾根と渓谷を行ったり来たりしたが、ふもと近くまで戻ったと思うと急すぎて降りることができなかった。そのうち暗くなりすぎたので、1枚のジャケットの下に寄り添い過ごしたが、かなり寒かった」と、1ヵ月前にカルガリーからバンフへ引越してきたGaneauさんは語った。幸運にも二人は、少量の飲み水、食料と温かい服装を用意していたため、山で夜を明かすのに問題はなかったが、体温が下がりすぎないよう、30分に1度は起きて歩き回ったという。
  バンフの町から見え、比較的近いランドル山、カスケード山とトンネル山の3つの山では、過去10年間に12人以上が命を落としている。そのほとんどが18歳から25歳の若者。今回迷った二人を救出した公安ワーデンのTim Auger氏は、「MarkとDanielleが暗くなってからうろうろしなかったことと、やっきになり無理をしなかったことは賢明だった」とコメント。
  同氏は、ランドル山やカスケード山などの道がわかりにくく慣れない山に登る際、トレイルの詳細が書いてある地図さえ持っていれば、迷う可能性はかなり低いと言う。地図は、バンフ大通りのインフォメーションセンターで無料で配布されている。

アウトルック紙より


 

Information

 


2003年10月下旬号

 

10月31日は、ハロウィーン

 

  子供から大人まで楽しみにしているハロウィーンが近づいてきました。31日(金) は、日が暮れると共に、それぞれ仮装した子供達が住宅地を回ります。“Trick or Treat?”(いたずら、それともお菓子?)と元気よく訪ねてくるので、“Happy Halloween!”と言ってお菓子をあげるのが習わしです。お菓子を用意していない人は、この日はあらかじめ、家や玄関の電気を消しておくと良いでしょう。
かわいいゴーストや魔女を見に住宅地へ出かけてみるのも良し、自分自身も仮装してバーなどで行われるパーティーに参加するも良し。それぞれのハロウィーンを楽しんでください。
 


 

スキー・スノーボードの中古セール

 

 

  バンフで毎年行われるスキー用品等の中古セール「スキースワップ」が、10月18日(土)・19日(日)にカリブーロッジ内パーケードで行われます。一般市民のほか、町中のスキー・スノーボードショップからの中古品セールもあります。
  売りたいものがある方は、17日(金)13時〜20時、18日(土)9時〜20時に、上記の会場へお持ちください。価格決めは個人で行い、売れた場合、その80%が支払われます。残りの売上金は、バンフアルパインレーサーへ寄付されます。

 


 

秋の大掃除

 

有害ゴミ引取り  
10月18日(土)10〜14時 ビーバーストリート・ディポ
粗大ゴミなどの回収
10月20日(月)〜24日(金)8〜16時(要電話予約)

 バンフ町、秋の大掃除の季節がやってきました。有害ゴミの引取りは、上記の日時に消防署隣のリサイクルディポで行われます。有害ゴミに含まれるのは、容器に“Flammable”(可燃性)、“Corrosive”(腐食性)、“Reactive/Explosive”(起爆性)、“Toxic/Poison”(有毒性)のどれかが書いてあるものすべて。スプレー缶、車のバッテリー、ヘアカラー、使い古した調理油などがあります。これらのものは、普通ゴミとして捨てれば環境に悪影響を及すので、ご注意ください。
  また、普通ゴミとしては出せない粗大ゴミや落ち葉などは、上記の期間中に、町が自宅まで回収に来てくれます。まずは、町役場に電話で回収日時の予約をして下さい(762-1240)。当日に、回収希望のゴミを家の前の道沿いで邪魔にならない場所へ出しておけば、回収に来てくれます。なお、ビジネスからでる粗大ゴミは引取り不可能です。


 

バンフマウンテン駅伝

 

 日本式リレーマラソンとして有名なバンフマウンテン駅伝が、今年は10月18日(土)に行われます。5人一組で行われる駅伝の全走行距離は43km。当日の朝10:30にバンフセンター付近のセントジュリアンロードからスタート、同地点にゴールします。
毎年、アルバータ州やブリティッシュコロンビア州からたくさんの参加者が集まります。昨年の参加者は170チーム、総勢850人。今年の売上金は、バンフのクロスカントリーチーム“Banff Ski Runners”に寄付されます。
当日は、マラソンコースとなる道路で交通規制が行われることが予想されますので、ご注意ください。


バンフ町に意見を

 

  今、バンフ町役場では、民間企業を雇い、町役場が行うサービスについての町民の意見を集めています。日頃、町役場のサービスで気になることがある方、自分の意見を言う良いチャンスです。町役場でアンケート用紙が手に入ります。締切は10月31日。
 


 

2003年10月16日更新

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