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2003年11月合併号

 

グリズリー猟、一時中止へ?

 

  アルバータ州政府により編成されたグリズリーベア保護チームが、今年9月に春のグリズリーベア猟中止の提案書をまとめていたことが明らかになった。
 この提案書は、グリズリーベアの個体数に関する報告書が提出された直後に出されたもの。後者は、時代遅れのモデルとずさんな記録、間違った推測により、今までグリズリーベアの個体数が誤って大幅に水増し計算されていたと報告した。
 バンフ、ジャスパー、ウォータートン国立公園を除くアルバータ州内のグリズリーベアの数は、現在約500頭とされる。同州で明らかになっているグリズリーベアのすべての死亡数は、年間約29.9頭(1997年〜2002年)。今年は18頭が狩猟により死亡した。
  春のグリズリーベア猟は、毎年4月1日から5月31日まで行われる。アルバータ州内の猟師を対象に抽選が行われ、101名に狩猟許可証が与えられる。アルバータ州政府は近年、許可証の数を減らし、雌の数が少ない地域での猟を禁止するなどして、グリズリーベアの減少に歯止めをかけてきた。
  アルバータ環境維持開発省広報担当のDonna Babchishin氏は、「来年、シーズンが近くなってから、両方の報告書をもとに狩猟を検討するつもり」と語った。

アウトルック紙より


狼の死体、いずこへ?

 

 10月10日(金)、キャンモア付近の国道1号線上脇で、死んだ狼が横たわっているのが目撃された。しかし、通報を受けた狼研究家Carolyn Callaghan氏が現場に駆けつけた時には、狼の内臓だけが道の反対側に残されており、死体はなくなっていた。狼の死体を研究の重要な材料とするCallaghan氏は、この死体に関する情報の提供者に少額の報酬を支払うことを発表した。
 しかし、消えた狼の死体は1体だけではないようだ。「狼が2頭いたことは99%確信できる。狼を車で轢いた人物が道の脇に死体をよけ、その後、トラックで毛皮を取りに戻って来たと思われる。こちらでは、病気、体調、年齢や性別といった情報が欲しいだけ。死体を入手することは大事だが、毛皮はそう重要ではない。この地域に生息する狼の数はとても少ないため、1頭1頭が研究に貴重」とCallaghan氏。報酬は、1体につき$100支払われる。
 地元メディアの報道でこのことを知り、10月23日(木)に1体の死体を引き渡したのは、キャンモアの男性住民。男性はその後、毛皮を保持する許可を申請した。「解剖と生体情報を集めるため、こちらで死体を保持するが、(この男性が)毛皮を保持することは許可される」とは、アルバータ環境維持開発省のJon Jorgenson氏。交通事故によって死んだ路上の野生動物を持ち去ることは違法行為ではないが、州から許可を得ることが義務付けられている。この男性に対し、法的責任は問われていない。

アウトルック紙より


地元新聞、無料に

 バンフで103年間、有料で発行されていた地元新聞『クラグ・アンド・キャニオン』が、10月22日(水)から無料で配布されている。これと同時に、同紙は各家庭への無料配達も始めた。姉妹紙『キャンモア・リーダー』も隣町キャンモアで無料配布されている。
 新しく両紙の編集長として就任したBob Doornenbal氏は、「いまや地域新聞のトレンドは、より広告主に利があるような(広告効果が高い)、大量に出回る無料新聞に傾いてきている。これからも引続き、バンフとキャンモアの地元ニュースすべてを報じていくが、今後は今まで購読していない人も含め、すべての人の玄関まで届くようにするつもり」とコメント。
 両紙の購読料を支払済の人には、全額が返金されている。11月28日(金)までに返金不可能なものは、地元の慈善団体に寄付される予定。

      クラグ・アンド・キャニオン紙より


地元レストラン、ワイン持ち込み許可へ

 10月27日(月)、バンフのレストランの一部で、ワイン持ち込みプログラム(BYOB wine program)が始められた。これは、レストランへ食事に来る客にワインの持ち込みを許可し、代わりに栓抜き料を徴収するという試み。
 このプログラムに参加しているレストラン「アールズ」のオーナーRon Sachkiw氏は、「最終的には、お客様にとって得になる。栓抜き料は、どれだけ高価なワインを持ってきても変わらない。酒屋で$50のワインを買って持ち込み、$10の栓抜き料を払うのと、レストランでオーダーし、$90払うのとの違いだけ。場合によっては、レストラン価格は普通のワイン価格の倍になることもある」と語った。
 ワインを持参する場合は、まず電話で確認することが勧められている。持参できるのは、商業ベースで作られている未開封のワインのみ。自家製ワインの持ち込みは不可。レストラン側には、ワインの点検と栓抜き料を徴収することが許可されている。
 さらに、アルバータ州政府は新たに、レストランで飲み残したワインに再度封をして持ち帰ることを合法化した。

クラグ・アンド・キャニオン紙より


タクシー料金値上がりへ

 高騰する保険料とガソリン代がバンフのタクシー料金に影響を及ぼしている。バンフのタクシー会社2社は現在、バンフ町に初乗り料金の値上げを交渉中。現在の$2.60から20¢増しの$2.80を要求している。
 バンフ町議会は、11月10日(月)に行われる次の会で値上げ幅について話し合う予定だが、同町の法人環境サービス委員会は10¢の値上げを提案している。町政担当代理のTom Maier氏は、バンフの初乗り料金が20¢値上げされると、レッドディアーよりわずか高め、カルガリー、エドモントンよりも大幅に高くなると言う。「他の町や都市に見合うような料金にしたい」と同氏。

      アウトルック紙より


スプリングスホテルのスパ、改装

 バンフスプリングスホテル内にある「ウィローストリームスパ」が、10月12日(日)から改装工事のため一時閉店となっている。営業再開は12月22日(月)の予定。改装工事の内容は、内装の一新やトリートメントルームの増室、受付一帯の増築など。

アウトルック紙より


バンフに山火事対策案

 パークスカナダはバンフ町と協力し、この冬、バンフ周辺の森林の間伐を計画している。これは、観光地として多くの人が訪れるバンフでの、今後の山火事の危険性を減らすため。バンフ町は、町の西のボウ谷と南のスプレー谷に大規模なファイヤーガードを作ることを希望している。
 このファイヤーガード案はまだ確定しておらず、これから行われる環境査定の結果によっても左右される。しかし、現時点では、町周囲に密生する木々を一部伐採し、長期的な人工火事で、火種となるものを削除していくというもの。
 バンフ消防署長のIan Syme氏は、「雨が降り、(この夏にバンフ周辺で起きた大規模な山火事を)忘れてしまいやすい。だが、観光地である限り、単なる避難計画以上のものが必要だと思う。すべての木を伐採するわけではない。大部分は密生しないように木の本数を減らすだけで、完全伐採は部分的にしか行われないだろう。絶対安全のファイヤーガードができれば、あとは長期的計画でその外側を燃やしていけばいい」とコメント。
 バンフに40年間住み、地元環境保護団体の会長を務めたこともあるMike McIvor氏は、「私にとって、これは哲学や観念の問題ではない。心配なのは、どれだけ大規模な計画が提案されているか。でも二つに一つしかない。ただ座って今度の火事が町を通り抜けないように祈るか、木を切るかのどちらかだ」と語った。
 「絶対安全」とは、バンフ町議員のBob Haney氏によると、万が一付近で山火事が起きた場合、町全体の避難の必要がなく、町内の建物が燃焼する可能性がかなり低い状態を指す。

      カルガリーヘラルド紙より


Information

 


2003年11月合併号

 

11月11日は休日

 

 11月11日(火)は、リメンバランスデーという休日です。これは第一・第二次世界大戦の戦没者を追悼する日です。公的機関や銀行等はお休みになりますので、ご注意ください。
 


 

冬季道路閉鎖のお知らせ

 

 

ゴルフコースロード:11月1日〜5月1日
ミネワンカループロード西側:11月15日〜4月15日
トンネルマウンテンロード:10月24日〜冬中

 


 

カナダ人高校生と交流しませんか?

 11月15日(土)、レッドディアーの高校生がバンフにやってきます。「私達が語学の授業として学んでいる日本語は、果たして生粋の日本人に通じるのか?」という課題に取り組みます。そこで、彼らのインタビューに応じてくださる方を募集してます。質問内容は、「家族は何人ですか?」など簡単なもので、政治、経済など難しい質問ではありません。日本語が堪能な方でしたらどなたでも結構ですので、ぜひご協力ください。
日時:11月15日(土) 10:00〜11:00am
場所:YWCA会議室
連絡先:大西 762-4397 (20:00〜22:00までOK)またはpobox2118@hotmail.comまで。


 

インフォルームの時間帯が変わります

 

 バンフタイムズ「インフォルーム」の土曜日の時間帯が短くなります。今までは3時からのオープンでしたが、8日(土)からは4時がオープン時間になります。今後また、冬の営業時間に変更される予定ですので、12月号の紙面で新たな時間帯をお知らせいたします。


カルガリー新移住者協会
からお知らせ

 

 カルガリー新移住者協会(NJCA)から行事のお知らせです。以下は、すべて日系会館(2236 29th St. S.W.)で行われます。申し込みや質問などは、永尾多恵子まで。(403-251-1762/taeko@telus.net)行事は参加者が少ないと中止になる場合があり、日時と場所変更の可能性もありますので、必ず申し込みをしてください。

コーラス部:毎月第1土曜日・第3日曜日 13:00〜15:00
子供コーラス:毎月第1土曜日 15:00〜15:30
コンピューター教室:毎月第1土曜日 13:00〜16:00 
図書館開館日:毎月第1土曜日・第3日曜日 13:00〜16:00
クラフト・フードバザー:11/16(日) 11:00〜16:00
子供会「サンタさんに会えるかも?」:12/21(日) 13:00〜16:00
 


 

2003年11月6日更新

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