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2004年2月下旬号

 

バッファローの頭蓋骨、発見される

  1月26日(月)、ベアストリートの建設工事現場、深さ約5mの土中から、太古のバイソン(バッファロー)の頭蓋骨二つが発見された。年代測定による正確な数字はまだ出ていないが、過去5,000年以内のものとみられる。放射線炭素やDNAによる年代測定の結果は、この夏か秋頃までに明らかになる予定。
  パークスカナダの考古学者Bill Perry氏は、「このような発見は珍しくない。過去5年間、国立公園内の様々な場所からバイソンの骨が発見されている。これらの大型草食動物の存在から、ここにそういった動物が生息できるほどの草原地帯があったことがわかる。そしてそれが、その他にどんな生物がいたかを知る手がかりとなる。これらの低地にバイソンがいたならば、先史時代の狩猟民族が存在したことはほぼ確実。ボウ谷では特に、11万年にもさかのぼる長い先史時代があったことがわかっている」と語った。
  2月10日(火)、テストのためパークスカナダのカルガリーオフィスに送られていた頭蓋骨は、いったん発見現場にもどされ、地元インディアン部族の長老によるお清めの儀式が行われた。ストーニー・ナコダ族の長老二人と建設会社社員や工事作業員約40人が出席して行われた儀式は、パイプや煙で頭蓋骨を清め、冥福を祈るもの。インディアンの部族にとって生活の糧であり、シンボルとなる動物への敬意を表した。「バッファローと鷲は、この大陸に住むインディアン部族の象徴。たとえ頭蓋骨であろうと聖なるものとして扱う」と、Bill McLean長老。
  この二つの頭蓋骨は、建設工事が終わった後、その場に展示される予定。

アウトルック紙より


グリズリーベア猟、今春中止ならず

 

 アルバータ州でグリズリーベアの減少が問題視されているなか、カナダ政府とアルバータ州政府は今月初め、この春もグリズリーベア猟を引続き許可することを発表。去年よりも少ない73の許可証が発行される。
 今まで州政府と連邦政府に猟の中止を呼びかけてきた環境保護団体グリズリーベア同盟のTracy Henderson氏は、「猟が引続き行われるなんて、本当に信じがたい。政府の顧問委員会すべてが猟の中止を促す報告書を提出しており、現時点で最も進んだ科学が猟を続行するほどの個体数がないといっている。これらすべての証拠があるにもかかわらず、猟が続けられるのはとても残念なこと」と話した。
 環境維持開発省広報官のDonna Babchishin氏は、「これまでも、グリズリーベア猟に反対する人はいつもいた。バランスのとれた解決方法を見つけるのが、政府の仕事。グリズリーベアの個体数確保は一番の関心事。その観点から、公安や地方の経済への影響、猟を楽しむことへの需要などを視野に入れて考える」と述べた。
 春のグリズリーベア猟は、毎年4月と5月に行われる。猟が禁止されている国立公園を除いた地域を区分けし、その地区ごとに抽選で狩猟許可証が発行される。去年は州内で101の許可証が発行され、18頭のグリズリーベアが殺された。2002年にはそれより多い130の許可証が発行されたにもかかわらず、仕留められたのは15頭だった。
 昨年提出された政府の「アルバータ州グリズリーベア分配査定」報告書によると、雌グリズリーベアの寿命が急激に低下しており、特に心配される熊保護区が3つ報告されている。Babchishin氏はこの件に関して、「猟の成功率が高い地区では調整を行い、(2003年に)熊の死亡率が高かった地区は、完全に閉鎖した」と述べた。

クラグ・アンド・キャニオン紙より


Bear Street工事、交通規制あり

 ベアストリートでは、新しい商業・住宅コンプレックスの建設工事が進行中。2月17日(火)から3月6日(土)の間、このコンプレックスに引かれる下水管の工事のため、ベアストリートとその周辺一帯に一時的な交通規制が敷かれる。
 ベアストリートは、ウルフストリートからカリブーストリートへ向かう車線のみの一方通行となり、路上駐車が禁止される。同時にバンフ大通りとマーテンストリート間のウルフストリートも、バンフ大通りからマーテンストリートへ向かう車線のみ、通行可能となる。同区間での路上駐車も禁止される。
 また、3月3日(水)から6日(土)の間、ベアストリートとマーテンストリート間のウルフストリートが全面通行止めとなる。この期間中の1日は、カナディアンマウンテンホリデーズの建物前のベアストリートが通行止めになる。
 この建設工事は、2005年2月まで続く予定。

      クラグ・アンド・キャニオン紙より


ハリウッドスター、バンフでお買物

  1月8日(木)から11日(日)にかけ、バンフスプリングスホテルやサンシャインビレッジスキー場で行われたチャリティースポーツイベントに参加するために、ロビン・ウィリアムスやマイケル・ダグラス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズなどがバンフを訪問。町内のコーヒーショップや衣料品店で買物をしている姿が目撃された。

クラグ・アンド・キャニオン紙より


禁煙条例草案、来月中

  3月8日(月)、バンフ町内の公共の場すべてを禁煙化する条例の草案が、町議会に提出される。公聴会は3月22日(月)に予定されている。
  Dennis Schuler町長によると、この草案に屋外パティオの禁煙化は含まれておらず、より多くの町民の意見を聞いてから判断を下すという。
  バンフ町議員の間には、これらの場も禁煙化することを支持する声がある。「禁煙化された職場を設けることが目的なのに、なぜパティオが例外なのか」とChip Olver町議員。
  また、法的な面で、行政機関や企業が喫煙を許し続けることが難しくなってきているようだ。バンフ中小企業協会の広報担当John Seigner氏は、同協会は町の禁煙化のビジネスへの影響を懸念しているが、先のHeather Crowe氏の裁判例により、行政や企業の法的責任が問われるようになるだろうとしている。Heather Crowe氏は、40年間喫煙環境のレストランで働き続けたため、煙草を吸わないにもかかわらず、肺がんを発病。カナダで初めて、労働者災害補償金を受け取ることが認められた。「従業員に訴えられるケースも出てくるだろう。この女性(Crowe氏)が相当な額の補償金を勝ち取ったことが、今後、同様の裁判の判決に影響すると思う」とSeigner氏。

      クラグ・アンド・キャニオン紙より

 


Information

 


2004年2月下旬号

 

パークスカナダより樹木焼却のお知らせ

 

  パークスカナダは2月初めから、マウンテンパインビートル(松食い虫)の被害を受けた木の焼却を始めています。これにより、フェアホルムレンジやトンネル山から少量の煙が見えることがあるでしょう。
 去年フェアホルムレンジで行われた人工火事では、マウンテンパインビートルの被害を受けた木、約5,000本が焼却されました。雪解け前に、被害を受けた残り約250本の伐採、焼却が予定されています。
 


金銭問題に関する無料アドバイス

 

 

  3月5日(金)YWCAのリソースセンターで、借金の返却でお困りの方や家計の苦しい方を対象に、無料アドバイスが行われます。個人面接ご希望の方は、「クレジットカウンセリング」まで。(1-888-294-0076)


バンフ高校生によるミュージカル

 

  2月24日(火)と25日(水)の両日、バンフセンターでバンフコミュニティー高校の生徒が監督、出演するミュージカル『How to Succeed in Business Without Really Trying(頑張らなくてもできる出世の方法)』の公演があります。
  窓拭きの少年がミュージカルのタイトルと同名の本を見つけ、その本のアドバイスどおり企業に入社。うまく出世し、会社の頂点に近づいた時、本のアドバイスが尽き、自力で切り抜けなければならなくなり・・・。ストーリーは、50年代風のオーケストラ音楽にのって展開されます。去年10月から稽古を始めたという22人の生徒たち、地元若手の才能を見に足を伸ばしてみては。チケットは入口で販売され、利益のすべてがこのミュージカルの制作費に当てられます。


 

日本食ポットラック

日時:2月29日(日)18:00〜
場所:シニアセンター(バンフ図書館上)

 「ポットラック」は、参加者が一人一品ずつ料理を持ち寄って開かれるパーティー。バンフでは町主催のポットラックが毎月行われていますが、今回のテーマは日本食。バンフ日本語学校の生徒による合唱も予定しています。参加は無料なので、皆さんも一品作って是非ご参加を。
 なお、合わせてボランティアの募集もしています。詳細は、Mayumiまで。(760-2622)


カルガリーでBTアルバイト募集

 

  バンフタイムズでは、カルガリーで配達、補充のお仕事をしていただける方を募集しています。詳しくは、メールでお問い合わせください。(banfftimes@telus.net)


 

SINカード更新 Q&A

 

  既刊号でもお知らせしましたが、今年4月4日以降有効なワークビザ、ワーキングホリデービザをお持ちで働く予定のある方は、3月中にカードの更新を行って下さい。更新を行わない場合、現在お持ちのカードは4月4日以降無効となり、カナダで働くことができなくなります。今回は、更新についての様々な質問を取り上げてみました。

Q.今、ワークビザの更新手続き中でビザが手元に届いてないのですが、SINカードの更新は行えますか?
A.いいえ。SINカードの更新手続きには新しいビザの提出が必要なので、それが手元に届いてからでないと行えません。

Q.ワーホリビザが4月3日以前に切れてしまうのですが、現在ワークビザへの切り替え手続きをしています。SINカードの更新はいつ行えば良いですか?
A.SINカードの更新には、有効期間のあるビザの原本が必要です。従って、ワークビザが手元に着いてから、更新の手続きを行って下さい。

Q.4月4日以降にワーホリからビジタービザへ切り替えようと思うのですが、SINカードの更新は行わなければならないのですか?
A.いいえ。SINカードは、基本的に働く場合のみ必要となります。ビジターに切り替えた後は働くことができませんので、SINカードは必要なくなります。

Q.ワークビザの期限が4月25日で、それ以降働く予定はないのですが、それでもSINカードの更新をしなければならないのですか?
A.はい。現在お持ちのカードは4月3日で無効となってしまいますので、4日から25日の間だけでも働く予定があれば、更新手続きを行わなければなりません。

Q.申請にはどんな書類が必要ですか?
A.現在お持ちのSINカード、パスポート、ビザの原本と申請用紙です。申請用紙は申請を行うヒューマンリソースセンターに置いてあるので、前もって入手しておく必要はありません。

Q.申請には$10かかると聞いたのですが?
A.有効期限付のカードに更新する手続きは無料です。$10支払わなければいけないのは、カードを紛失した時の再発行の場合などです。

Q.申請はどこで行うのですか? そこまではどうやって行けますか?
A.申請は、カルガリーのチャイナタウン横にあるヒューマンリソースセンターで行えます。(住所:Harry Hays Building, Suite 220, 220-4th Avenue SE、業務時間:月曜日~金曜日 8:30~16:30)バンフからグレイハウンドのバスで行く場合は、カルガリーのバス発着所から出ているダウンタウン行きの無料シャトルバスとCトレインを利用するのが一番でしょう。詳しい道順は、インフォルームでお知らせしています。

Q.郵送で更新の手続きは行えますか?
A.可能ですが、あまりお勧めできません。ビザの原本を同封しなければならないため、紛失の可能性がとても高くなります。今までに、申請中ビザを紛失され、再発行が困難だったケースが何件も報告されています。


2004年2月19日更新

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