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カナダ建国記念日
〜Happy Canada Day!〜
7月1日はカナダデー。カナダの建国記念日です。この日はカナダの国の特別な日として国中でお祝いの行事が行われます。TVでは首都オタワでの式典や花火の中継が見られますし、バンフでも夕方からのパレードや夜の花火などが予定されており、にぎやかな一日になることでしょう。
カナダが建国されたのは、1867年7月1日のこと。今回のカナダデーで建国137年目を記念することになりますが、実はこの1867年には、カナダという国が現在のように統合された形で誕生したわけではありません。各州の独立統合活動が本格的に始まった1867年から、ニューファンドランド州が最後にカナダ自治領に加入した1949年まで、長い道のりがありました。従って、カナダの国はまだ生まれたばかりの新しい国なのです。
統一国家カナダへの道のり
1776年、アメリカ独立革命。この独立に反対し、イギリスに忠誠を誓った人々約4万人が、アメリカを逃れて現在のノバスコシア州とケベック州に北上してきました。その後、その人々が域を広げ、ニューブランズウィックとオンタリオという新植民地が作られました。
1861年、アメリカでは南北戦争で北軍が圧勝し、リンカーン大統領のパワーは全開。いまにも軍を北へ向けるのではないかとの恐れにカナダは震えました。この恐怖を克服し、アメリカに対抗する力をつけるために、各植民地を統合して独立国家を形成するべきと立ち上がったのが、当時のオンタリオ首相、ジョン・アレキサンダー・マクドナルドでした。
1867年、のちに建国の父として知られるマクドナルドの呼びかけに賛同し、オンタリオ、ケベック、ノバスコシア、ニューブランズウィックの4つの植民地が自治領カナダとして統合。統一連邦国家作りの第一歩となりました。マクドナルド氏をはじめとする「カナダ建国の父たち」の夢は、大陸の西から東まで全土に広がる各自治領がすべてひとつの国、「カナダ」として統一国家になることでした。当時、そのモットーとして選ばれた言葉は「海から海へ」(Coast to Coast)。大西洋から太平洋へと広がる国家を目指してのものでした。
しかし、現実は厳く、東のプリンスエドワードアイランドやニューファンドランドは、断固としてイギリスの統治下にとどまることを主張。開拓者が進出した西部は、オンタリオなど中央部との意見の違いの他、広大な平原(プレーリー)や険しいロッキー山脈などの地形も壁となりました。
しかし、1885年、マクドナルド氏が尽力をともない完成させたカナダ大陸横断鉄道が開通。自治領や植民地がより深く結ばれるようになりました。これをきっかけに、次々と植民地がカナダ自治領に加わっていきました。
1870年にはマニトバとノースウエストテリトリー、1871年にはブリティッシュコロンビアが加入。1873年、プリンスエドワードアイランド。1898年、ユーコン。1905年にアルバータとサスカチュワン。
1949年、最後にニューファンドランドが加入し、この時ついに建国の父たちの夢、「海から海へ」とわたる統一国家カナダが成立したのです。
遠藤千晶
*日本語でのより詳しいカナダの歴史は、カナダ大使館のウェブサイトでご覧いただけます。 (www.canadanet.or.jp/about/history.shtml)
<カナダ国歌 "O Canada">
O Canada! Our home and native land!
True patriot love in all thy sons command.
With glowing hearts we see thee rise,
the True North strong and free!
From far and wide, O Canada,
We stand on guard for thee.
God keep our land glorious and free!
O Canada, we stand on guard for thee.
O Canada, we stand on guard for thee.
氷河期を見た魚 Part 2 続編
ブルトラウトはサケ科・サケ亜科・イワナ属に属し、英語名と学術名は「Bull Trout ; Savelinus confluentus」。最大で1メートル以上に成長し、アルバータ州の最大記録は86センチとなっている。名前の由来は定かではないが、その容貌(大きな頭と大きな顎)から付けられたようだ。
話は逸れるが、ブルという名前を持つ生き物で最も有名なのはブルドッグだろう。この犬の名前の由来には、驚くべき事実が隠されていた。原産地はイギリスで、雄牛(Bull)との残忍な闘争競技のために作り出された犬なのである。古くは戦争において攻撃用犬として使われたとも伝えられ、その後闘犬となってゆく。1835年、残忍な競技が禁止されてから育種改良が行われ、今のような温和な性格になったのである。
ブルトラウトの減少
ブルトラウトは北米固有種と言うだけあって、生息域はアメリカのモンタナ・ネバダ・オレゴン・アイダホ・ワシントン・アラスカ・カリフォルニアの各州、カナダのブリティッシュコロンビア州・アルバータ州・ユーコン準州・ノースウエスト準州に限られている。このように生息域が至極狭いうえに、水温・水質・水量等の変化に対してとてもデリケートであり、更に成長が遅く、産卵をする年齢に達するのに5年から8年も掛かる。しかしそれが解かったのは最近の事で、それ以前においては、貪欲でネズミさえもが餌となるこの大型の魚は、開拓者達にとって格好の猟の対象であり、過剰な数のブルトラウトが獲られ続けた。そして、ダム建設等による生息域の減少や森林伐採による産卵場所となる清流の減少で、その数は劇的に減った。それは人々に<絶滅>を予感させるものであった。
1995年以後、アルバータ州全域に置いてブルトラウトはキャッチ・アンド・リリースのみに限定され、手厚く保護されている。これはアルバータ州政府の“Sustainable Resouce Development”という部署が管理する“Alberta Fisheries Act”という法律による。魚を釣ったり獲ったりすることに関する規則(いわゆる“Fishing Regulations”)は、この法律の下に作られるのである。
更に幾つかのブルトラウトの産卵場所においては、1年中釣りが禁止されている。そして、そこは開発さえしてはいけない決まりになっているのだ。このあたりはさすがに環境保護先進国と言われるカナダらしく徹底している。
カナダ政府の環境問題への取り組み
カナダは連邦政府制を採用しているので、州政府と連邦政府の間である程度管轄が分かれている。時には曖昧な管轄のために衝突も起こるが、多くの場合手を取り合い協力しながら州と国家の運営を執り行っている。
そして「カナダ絶滅危惧種法」(“Species at Risk Act” = SARA )は連邦政府によって2002年に制定された。環境先進国と呼ばれる割りには意外に最近の事である。しかしこれは、立法過程を経て議会を通過するのに9年間という歳月を要したからであり、それだけ完成度も高く、多くの国民の支持を得ていることを意味する。この法律は、絶滅のおそれがある野生生物種を保護し、その回復を助けることを目的に作られ、絶滅のおそれがある生物種のリストを定め、これらの種の殺傷や生息域の破壊等を禁止するものである。更にこれらの種の回復戦略、及び管理計画を定める事も盛り込まれている。
カナダは昔から環境問題に対してとても熱心な国であった。連邦政府は1885年に「国立公園制度」をスタートし、ここ、バンフ国立公園はカナダ初、そして世界で3番目の国立公園となった。この制度は、最終的に20世紀末までに総計12万5千平方マイルという広大な地域を国立公園とし、保護地域化することを目標とした。
更に国家として正式に「環境省」を設置したのは、フランスに次いで世界で2番目であり、1971年のことである。
(続く)
小池健一郎*「氷河期を見た魚Part 2」は次号で完結です。バックナンバーは編集部で無料配布している他、ウェブサイトでもご覧いただけます。 (www3.telus.net/banfftimes/bnumber.htm)
Let's Talk Like Canadians!!
BY Susan Taylor (Banff Education Centre講師)
カナダで読むバイブルストーリー25 雷の音を聞きながらも、この日はトンネル山に行きたいという思いが強く、Tさんに草木の名前を教えて頂きながら、雨が降るかもしれない午後5時過ぎにゆっくり登り始めました。 丹羽博志
Grace Japanese
Church牧師
〜英会話ワンポイントアドバイス〜
Hop on/ Hop in= 飛び乗る
“Hop on”は、飛行機、バス、電車、バイクなどの乗り物に計画なしに突然飛び乗ることを表現します。(ゴンドラまで徒歩で行くつもりが、突然の判断でバスに変更など)これに良く似ているフレーズで“Hop in”がありますが、こちらは車に乗る際に用いられます。このフレーズは両方ともカジュアルな表現です。発音の際は、“Hop”よりも“in”や“on”を強調して言うことを注意してください。
●Situation 1 (telephone conversation)
Bob: My father just died. I need you! Can you come right away?
Sally: Okay, I'll hop on the next plane!
●Situation 2
Dave: When I heard about the accident, I hopped on the first bus I could.
Joe: I'm sure the family felt better when you got there.
●Situation 3
Kim (Driving and talking through the window):
Hey Angela! Do you want to go to the movies with us?
Angela (Walking on the street):
Sure! I was just walking to the theatre!
Kim: Okay, hop in !
〜あっ! 落し物〜
頂上付近に来た時、私はデジカメに使用すると思われる128MBのメモリースティックが落ちているのを見つけました。その中には落し主にとって貴重な写真データが詰まっていたでしょう。しかし、山の中での拾い物をどうしたものかと思っていましたら、Tさんが麓のバンフセンターに届ける案を出しました。でも果たして落とした方がそこへ尋ねて行くだろうか。またこの場に置いて行くにしても、旅行者の場合は忙しい日程の中再びここに来るだろうかとも思えたのです。
でもここはほとんど地元の人達が利用しておられるという意見から、木の幹の見える高さに貼り付ける事になりました。しかし、そこに固定する適当な物がありません。そんなやり取りにもう一人のAさんが、バンドエイドを持っているというのです。そこでTさんはこんな時はいつもお祈りすると良いと言い出しました。私にはこの種の事での祈りは全く発想にありませんでした。すぐ近くに適当な大きさの石を見つけ、ここならと、バンドエイドでその落し物を貼り付けました。
その後、落し物は・・・
しかし翌日までの天気予報は雨。ケースに入っているとは言え、メモリースティックが濡れる事は明白でした。その後頂上でしばらくお話をしての帰り道、なんとその石にあのバンドエイドでサンキューのメモ書きが貼り付けてあるではありませんか。大喜びなのはTさんです。彼女の祈りがこんなに見事に聞かれて大感激でした。
会う事もない知らない人に対しても、面倒がらずにできるだけの事をするのは、私達の幸せにもなる事を教えられました。
それで、何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。これが律法であり預言者です。(聖書 マタイの福音書 7:12)
2004年7月1日更新