熊脅し銃、本物と間違えられる
9月7日(火)朝10時頃、バンフ・カルガリー間に位置する町エキショー住民のBrad McFeetersさんは、自宅の庭に入り込んだ熊を追い払うために「ベア・バンガー」を発砲。近くで働いていたカナダ太平洋鉄道(CPR)の職員が拳銃に似た発砲音を聞き、RCMP(警察)に通報。警察官が駆けつけた。
「ベア・バンガー」は熊を追い払うために用いられ、発砲時に閃光と大きな音を発する小さな筒状のもの。見た目は銃からほど遠いが、発砲音は似ている。ボウ川に面するMcFeetersさんの庭にはよく熊が現れるという。この日も大きなブラックベアが朝7時から3回に渡って訪れ、その熊を追い払うためにベア・バンガーを使用した。「3週間毎日現れている。さほど気にならないが、脅かして追い払うようにしている」と同氏。
その頃付近の線路で働いていたCPRの職員は、その発砲音を聞いてすぐに警察とCPR警備隊に通報した。発砲した直後にパトカー3台が町に現れたため、McFeetersさんはその原因が自分にあったことに気付き申し出た。「パトカーを見て『しまった。言いに行かなければ』と思った」と同氏。このことについて、刑事責任は追及されていない。
この間違い通報の背景には、CPRとエキショー住民の間に起きている騒音問題がある。現場に駆けつけたCPR警備員のA. V. Bittle巡査によると、鉄道会社は最近エキショーの住民から電車の騒音について数件の苦情やいたずらを受けている。怒った住民の一人が電車に向かって投げた石が、開いた窓の近くにいた職員をかすめたこともあるという。そのため、CPR職員は神経質になっており、警備隊が今回の捜査に当たったもよう。アウトルック紙より
スキーシーズン、もうすぐスタート
2004年のスキーシーズンを目前にして、ノーケイ、サンシャイン、レイクルイーズ各スキー場はオープン準備をすすめている。
昨年はシーズンパスの値上がりが話題になったが、今年は企業向に値引きされた「ビジネス・トゥー・ビジネス・パス」が新しく発売されている。これを購入できるのは、バンフ・レイクルイーズ観光局のメンバー企業。上記3箇所のスキー場すべてで通用する「ビック3パス」は、一社につき最低五つを購入することを条件として、一つ$899で販売されている。これは、「アーリーバード」と呼ばれる9月中旬までの割引パスの金額と比べても$200安い。
その他各スキー場では、設備などの改善が報告されている。レイクルイーズでは健康志向のフードメニューが登場し、より環境にやさしい降雪機が数台設置される予定。その他、イーグル・リッジの頂上に新しいゴンドラを設置する交渉が現在パークスカナダと行なわれている。サンシャインビレッジは、スキー場敷地内にあるホテルを改装中。ノーケイスキー場では、より良いグルーミングをするため機械が購入された。クラグ・アンド・キャニオン紙より
ブルトラウトを釣り、罰金
9月1日(水)キャンモア州立裁判所で、絶滅を防ぐため保護されているブルトラウトを釣り、水に戻さなかった男性に$400の罰金が言い渡された。
今年5月1日、ピーター・ローヒード州立公園のローアー・カナナスキス湖でブルトラウトを釣り上げ、リリース(水に戻す)しなかった男性がいるという通報がアルバータ州野生動物・魚類管理局に入った。管理官のRandy Ramsden氏は捜査の後、Glen Barret被告を制限以上の魚を釣った罪と使用を禁止されている釣り道具を使った罪で起訴した。
アルバータ州はブルトラウトの捕獲制限を0匹に設定しており、もし釣った場合はすぐにリリースすることが義務付けられている。
ローアー・カナナスキス湖では、駐車場に魚の写真付の標識が立てられており、各種類の捕獲数上限とリリースが義務付けられているかどうかが明記されている。アウトルック紙より
喫煙室の検査開始、近日中
8月1日から禁煙化されたバンフの公共施設だが、8月いっぱいの警告期間が終了し、9月1日(水)からは違反者の取締が始まっている。室内の喫煙が禁止された中、唯一の例外である喫煙室を設置したバーでは、近日中に町役場による点検が始まる予定。
喫煙室の設置には室内で飲み物や食べ物のサービスを行わないなど様々な条件があり、適切な換気がされなければならない。町役場で条例の取締にあたるBonar Hunter氏は、「(喫煙室の中で)人がタバコを吸っているならば、室外に煙が漏れないようにしなければならない」と述べた。
バンフのバーで喫煙室を設置したのは、「パンプ・アンド・タップ・タバーン」と「オーロラ・ナイトクラブ」の二軒のみ。他のバーでは、客は喫煙の際は屋外に出なければならない。
ナイトクラブの「フードゥーズ・ラウンジ」では、屋外にベンチやストーブを設置した喫煙エリアを設けることを予定している。経営者の一人、Jeff Mitchell氏は「店が地下にあるため、(喫煙室の設置には)巨大な費用がかかる。屋外に作るしか方法がない」と語った。
「パンプ・アンド・タップ・タバーン」では、バーの後ろに小さい禁煙室が設けられた。中には、椅子と飲み物を乗せる細い棚、テレビとゲーム機が置かれている。半地下のため窓があり、そこに付けられた換気扇が室内の煙を外に吸い出している。「オーロラ・ナイトクラブ」では、葉巻ラウンジが喫煙室と化した。
この禁煙条例は町役場により制定されたもので、取締は警察ではなく町役場の管轄となる。取締にあたる職員は日中勤務のため、取締が行われるのは午後6時まで。バーが最も忙しい夜間のパトロールは行われておらず、夜間に入る苦情は大抵の場合翌日対応になる。Bonar氏は、「今のところ苦情は一件も出ていない。何の問題もないようだ。だんだんいい加減になるようならば何らかの手を打たなければならないが、経営者がうまく対応しているようだ」と語った。
9月1日以降、喫煙室以外の公共施設屋内で喫煙している人には$200の罰金が課せられる。夜間の苦情は、762-1218まで。クラグ・アンド・キャニオン紙より
Information
2004年9月下旬号
ストライキの影響
8月13日から引続き行われているパークスカナダ職員によるストライキですが、その日により閉鎖される施設やキャンプ場が変わっているようです。お出かけになる直前に確認されることをお勧めします。
ウェブサイト:www.pc.gc.ca/agen/info2_e.asp (毎時間更新されているとのことです。)
フリーダイアル:1-888-773-8888
Seven Minute Film Festival
日程:9月26日(日)
場所:The Drake Inn(キャンモア)
今年で4回目の開催となるキャンモアの「Seven Minute Film Festival」。世界各国から送られてきた7分間の短編映画70作以上が上映・審査されます。朝8時の朝食ビュッフェから深夜0時30分まで、バンド演奏も含む盛り沢山の一日です。入場料は基本的に無料ですが、「Pay-what-you-can」(払うのに困らない金額の寄付を求む)となっています。ボランティアを希望する方はPete(678-7493)まで。(www.sevenminutefilmfest.org)
メリッサ・マラソン
日時:9月25日(土)10:10 集合開始
バンフのレストラン「メリッサズ」が主催するマラソン大会「メリッサズ・ロード・レース」が今年も行われます。10kmと22kmのコース合わせて4000人以上のランナーが参加する予定です。残念ながら、申し込みは両コースとも定員に達したため締め切られました。出発は、レクレーショングラウンド横のSundance Rd.から。開催中は交通規制がしかれるの可能性がありますので、ご注意ください。
「文化の日」の催し
日時:10月23日(土)12:00〜17:00
場所:Canmore Collegiate High School
北海道東川町の姉妹都市であるキャンモアでは、日本の文化を地域住民に紹介するため、東川フレンドシップ・ソサエティーによる「文化の日」の催しが行われます。日本食、格闘技、伝統的遊びが披露される他、「北の太鼓」によるパフォーマンスも予定されています。
キャンモア東川フレンドシップ・ソサエティーでは、このイベントのお手伝いをしてくださるボランティアの方を募集しています。ご希望の方は、760-0846までお電話ください。
カルガリー新移住者会から行事のお知らせ
9月19日(日)秋祭り
10月17日(日)子供会お料理教室
11月21日(日)クラフトフードバザー
12月19日(日)子供会クリスマスパーティー
場所:カルガリー日系会館(2236 29th St. SW Calgary)
お問い合わせ:永尾多恵子 (Tel: 403-251-1762/taeko@telus.net)
ペットに注意
国立公園内で犬や猫を飼っている方は、ペットの管理に気を付けてください。放し飼いは野生動物やペット両方の安全のため禁止されています。野生動物が入り込む可能性のある場所では、つないだペットを放置することも危険です。
私は地元ツアー会社に勤めるガイドです。こういったお仕事をしていると、たくさんのお客様と知り合い、その方々から日本からの贈り物を受け取る機会も多々あります。先日も、あるお客様から高価ないただきものをしました。早く届くようにとの配慮からだと思いますが、その贈り物は国際スピード郵便(EMS)を使って送られてきました。
この国際スピード郵便については、『バンフタイムズ』でも度々取り上げられているようですが、実際ひどいもので驚きました。
贈り物の金額が日本円で52000円になっていたものに対し、カナダドルでは650ドルと表示され、それに対する関税とGST、関税手続き代行手数料合わせて100ドルほどの請求書が送られてきました。請求書には、この関税を払わないと法に触れる旨の注意書はありますが、関税の税率などの真相は不確かです。普通の航空便で郵便局に届く荷物と比べ、関税額にあまりに差があるので、関税手続き代行手数料や委託宅配業者の仲介手数料がかなり多いのではないかと思います。
カナダ政府に本来納めなければならない関税をきちんと払うことに悔いはありません。しかし、カナダ側で業務を代行する業者に対する手数料にはどうしても納得がいきません。日本の送り主は、せっかくのプレゼントを受け取る時にこちらがたくさんの関税と手数料を支払わなければならないことなど知るよしもありません。日本の郵便局では、この国際スピード郵便(EMS)をかなり勧めているようですし、よく事情を把握していない日本郵政省にも大きな問題があると思います。
匿名希望
2004年9月16日更新