地元スキーヤー、ワールドカップで大活躍
12月19日(日)、イタリアのアルタバディアで行われたアルペンスキーのワールドカップ男子大回転で、バンフ在住のThomas Grandi選手(31歳)が初優勝を収めた。
レース後に32歳の誕生日を迎えたGrandi選手は、今回レースが行われたアルタバディアから約60km離れた場所で生れた。2歳の時に家族と共にバンフに移住し、現在結婚してキャンモアに在住。
Grandi選手の友人であり、「バンフ・アルパイン・レーサーズ」でボウ谷の子供達にスキーレースを指導するRichard Jaggerさんは、Grandi選手の優勝が地元の若いスキー選手に及ぼす影響は大きいと言う。「Thomasは32歳になるが、多くの怪我を克服してここまでたどり着いた。引退しようと思ったこともあっただろうが、結局続けてきた。精神的にも身体的にも大変だったのに、よく辛抱強く頑張ったと思う。(略)どのスポーツでも、高校卒業と共に断念する子供達が多いのが最近の傾向。その時点で思うような結果が見られないからだ。Thomasの忍耐強さを見たら、17歳か18歳でワールドカップチャンピオンになれると思うのは甘いと気付くのではないか。(略)そこまでたどり着くまでには何年もかかる。そういった努力を続けられることが彼の特性だ」と語った。クラグ・アンド・キャニオン紙より
氷が割れ、ボウ川に転落
12月30日(木)午後5時頃、ボウ滝下部の凍結した水面の氷が割れ、上にいた男性が水中に転落するという事故が起きた。男性は凍結した川の水面下を約20m流されたが、氷の割れ目を見つけて這い出し、命に別状はなかった。
キャンモア在住の30代半ばのこの男性は、事故当時、恋人と共にボウ滝を訪れていた。男性の転落直後、目撃者が公安ワーデン(森林警備隊)に通報。ドライスーツを用いた救助の用意がされたが、現場にワーデンが駆けつけた時には、すでに男性は自力で川から這い出した後だった。救急車でミネラル・スプリングス病院へ運ばれたこの男性は、顔への軽い切り傷と低体温症の治療を受け、まもなく退院した。
公安ワーデンのMarc Ledwidge氏は、もし男性が凍結した川からすぐ脱出できていなかったならば、急激な体温低下による溺死はほぼ確実だったと言う。同氏は「低体温症は馬鹿にできない。今回、水面下に閉じ込められなかったことはとても幸運だった。(男性は)かなり興奮しており、自分が助かると思っていなかったようだ」と述べた。この日の気温はマイナス15度前後だったと言う。
同じボウ川でも、カヌー乗り場付近などは水が穏やかなため、人が歩き回るのに十分な厚さの氷で覆われている。しかし、滝など水の流れが速い場所では、水面が凍結しているように見えても不安定な場合が多い。Ledwidge氏は、今回のような事件を避けることはとても簡単とし、「氷の上に出て行かないこと。氷はずっと続いているわけではない。大きな滝なので非常に危険」と注意を呼びかけた。クラグ・アンド・キャニオン紙より
地元スキー場、コンディション優良
10月中旬の降雪がその後の雨で固められた上に、年末にかけて順調に雪が降ったバンフ地区では、スキーのベストコンディションが報じられている。しかし、年始からの寒波で、その後のスキー場利用客数の伸びは足ぶみ状態。
利用者数で今までにない好成績を収めているのは、サンシャインスキー場。マーケティングマネージャーのJohn Ross氏によると、同スキー場の11月と12月の利用者数は2万8千人と9万4千人。「(国立公園内の)他のスキー場は問題を抱えているようだが、幸運にも我々は例外のようだ」と同氏。積雪量は、1月13日(木)時点で120cm。
レイクルイーズスキー場などを所有するリゾート・オブ・カナディアン・ロッキー(RCR)のMatt Mosteller氏は、「実際の利用者数に関してはコメントを避けたい」が、今シーズンのレイクルイーズとナキスカ両スキー場は上々の成績を上げていることを述べた。「素晴らしいコンディション。全てのコースがオープンしている」。レイクルイーズにおける積雪量は、1月13日(木)時点で153cm。
さらに、バンフの町に最も近いノーケイスキー場でも年末の好成績が報じられている。マーケティングマネージャーのRob Cote氏は、「12月28日はとても忙しく、去年のどの日よりも利用者が多かった。気温が急激に下がる年が明けるまでは、なかなか好調だった」としている。しかし、1月初旬の寒波により利用客は減少。「今朝(1月12日)、駐車場は二列しか埋まっていなかった。その一列の半分が利用客の車で、残りは従業員のもの」と同氏。積雪量は130cm。アウトルック紙より
スター勢揃いのバンフの週末
1月6日(木)〜9日(日)にバンフ・スプリングス・ホテルとサンシャインスキー場で行われた環境保護団体のチャリティーイベントに参加するために、メグ・ライアンの他、ロビン・ウィリアムス、グレン・クロース、ウディ・ハレルソン他、多くの映画・TVスターがバンフを訪れ、話題を呼んだ。
チケットが$325で売りに出されたディナーショーでは、「ウディ・ハレルソンと過ごす一日」やTVドラマ「デスパレート・ハウスワイフ(Desperate Housewives)」のエキストラ出演権などがオークションにかけられ、利益総額$650,000がこのイベントの主催団体「ウォーターキーパー同盟」の活動費用として集められた。
この団体を推進するロバート・ケネディー・ジュニア氏は、この華やかな公演でもブッシュ政権に対する批判を忘れなかった。「今日、自然環境について率直な話をする際、大統領への批判はさけられない」と同氏。その他、環境に関連するニュースを報道したがらないメディアや米国の大企業社会の持つ巨大な影響力などを鋭く批判した。クラグ・アンド・キャニオン紙より
洗車場、バンフへ
昨年12月末、バンフ地域計画委員会は、インダストリアル・コンパウンド内(129 Eagle Crescent)に洗車場を設置することを承認。業者側によると、現在キャンモアにあるような高圧洗浄ホースのついたセルフサービス洗車場になるとのこと。今後、環境査定が行われる予定。
クラグ・アンド・キャニオン紙より
町議会、今年の課題を設定
1月10日(月)、バンフ町議会は選挙以来初の予算案を可決。この中には3.52%の増税が含まれており、限られた財源でどの課題に優先してとりくむかが決められた。
全体で3.25%引き上げられた税金に関しては、平均的な家主にとって約$30の税上げを意味する。この増税により、町議会は排水処理場の建設などで昨年減った特別積立金の補充を図る。特別積立金は、町が行う様々な設備支出をカバーするもの。この使い先が、今回の予算案に含まれている。
予算案には主に、YWCA宿泊施設拡大の補助金、新たな駐車場の設置、ダウンタウン活性化計画などが盛り込まれた。YWCAへの補助金は、町のアパート難緩和策と見られる。町からの補助金は、州からのより多くの補助金をうながすことになる。
新たに予算があてられた新駐車場に関しては、町の外れに設置し、中心部へのシャトルを利用してもらうというもの。しかし、それでも町中心部の駐車場不足は解消されないとして、根本的な改革を求める町議員もいる。
一方で、予算案から漏れたプロジェクトも多い。ダウンタウン側からレクレーショングランドへ渡るボウ川の歩行者用の橋や犬を放し飼いにできる公園の建設も先送りされた課題の一つ。アウトルック紙より
Information
2004年1月合併号
ICE MAGIC 〜氷の彫刻コンテスト〜
レイクルイーズでは、1月14日(金)〜16日(日)に世界中からのアーティストを迎えて氷の彫刻国際大会が行われました。作品は、天候が許す限り、2月から3月頃までシャトー・レイクルイーズの湖畔エリアで観賞できます。
郵便料金値上げへ
1月17日(月)から郵便料金が値上げされました。30g以下の手紙の新料金は以下の通りです。
カナダ国内 $0.50、米国 $0.85、その他の国 $1.45
日本総領事館の移転先
今までエドモントンにあった日本総領事館が、今年1月、カルガリーに移転しました。新しい連絡先は以下の通りです。なお、暫定の電話番号は今後変更される予定ですのでご注意ください。
Consulate General of Japan
住所:#2300 TransCanada Tower, 450-1st Street S.W. Calgary, Alberta, T2P 5H1
電話:(403) 294-1057, 294-1393 (暫定)
ファックス:未定
メール:consular@conjapan.ab.ca (以前と同様)
ウェブサイト:http://www.calgary.ca.emb-japan.go.jp
開館時間:月〜金曜日 9:00〜12:30、13:30〜17:00
One Cool Winter 2005
日時:1月31日(月)14:00〜20:00
場所:バンフセンター、サリーボーデン
この無料イベントは、バンフやレイクルイーズで働く若者のための情報提供の場として企画され、多くの地元団体・企業が参加するものです。ためになるローカル情報だけでなく、アクティビティ、短編映画、賞品や軽食も用意されています。「寒い中バンフセンターまで行くのはちょっと・・・」という方のために、無料シャトルがマウント・ロイヤル・ホテル裏の駐車場とバンフセンター間を往復します。ホテル発のシャトルは14:00〜19:30(14:00、14:30…)、バンフセンター発は14:15〜20:15(14:15、14:45…)、30分おきに運行されます。
ウィンター・フェスティバル
日程:1月16日(日)〜30日(日)
1916年から毎年行われている地域のお祭りです。ノーケイスキー場からバンフの町までの行程をスキー、マラソン、アイススケートなどで競う「マウンテン・マッドネス・レース」や、プロによる氷の彫刻実演、犬ゾリやバーベキューなどイベント盛り沢山のリバー・フェスト、店内でミニゴルフをしながら町中のバーを回る「ゴルフ・パブ・クロール」など、参加可能な催し物が町中で繰り広げられます。
詳しくは、バンフ・レイクルイーズ観光局のウェブサイト、イベントカレンダー(http://www.banfflakelouise.com/events/index.html)、または地元英字新聞をご覧下さい。巨大なスノーマンも登場とのこと。是非お見逃しなく。
<イベント一例>
1/21(金)マウンテン・マッドネス・レース
13時、ノーケイスキー場よりスタート。
1/21(金)氷の彫刻実演
9時から郵便局前セントラルパークにて。
1/22(土)リバー・フェスト
13〜16時、ホワイトミュージアム裏付近の凍結したボウ川上。
1/26(水)ゴルフ・パブ・クロール
17時半、ローズ&クラウンにて参加受付開始。
クリスマスツリーのリサイクル
バンフの町役場は、今年もクリスマスツリー(本物の木のみ)のリサイクルを行っています。回収された木は、園芸用の根覆いとして利用されます。希望者は、飾りを全て取った木をビーバー・ストリートの消防署横にあるリサイクル場の所定の位置までお持ちください(標識が出ています)。なお、ツリーを普通ゴミ置き場に捨てることは禁じられています。皆さんのご協力をお願いします。
アイスクライミングに挑戦
日程:1月29日(土)
場所:バンフ・アルパイン・センター(トンネル・マウンテン・ロード沿いのホステル)
高さ約9mの氷の壁にフル装備を付けて挑戦しませんか。装備のレンタルやクライミング指導は$5の利用費に含まれます。詳細はアルパイン・センターまで。(762-4123)
BT編集部ボランティア募集
バンフタイムズでは、折り込みをお手伝いしてくださるボランティアを募集しています。1ヶ月に2回、約3時間の作業です。ボランティアのお礼として、編集部内のパソコンのインターネット使用を提供します。興味のある方は小林まで。
(762-5991/banfftimes@telus.net)
インフォルーム利用時間について
無料で日本語環境のインターネットが使えるバンフタイムズ「インフォルーム」ですが、最近は、後半の18:30〜20:00の時間帯が空いています。反対に前半(17:00〜16:30)は混雑していることが多いので、混んでいる時間帯を避けたい方は後半へどうぞ。
在留届けのすすめ
〜邦人としての義務〜
スマトラ島沖大地震・津波の災害やロサンジェルスの大雨・大洪水災害などを取り上げてみても、世界ではいつどんな災害や事故が起こるかだれにも予期できません。たまたまその地に滞在していたり、旅行していて巻き込まれた場合、その外国との架け橋になって家族に連絡をしたり、救援活動をしてくれるのが外務省管轄の日本大使館と領事館です。カナダに滞在していても、私たちはあくまで外国人であることを忘れてはなりません。なにかの緊急事態には、日本国政府にお世話になることを念頭に置いて日頃から政府の定めに従いましょう。
在留届とは、日本人が国外に3ヶ月以上滞在する場合、その地を管轄する日本大使館または総領事館に提出しなければならない届けです。緊急事態の対応だけではなく、パスポートの更新、戸籍・国籍の手続きなど、様々な面で大使館や領事館の保護や援助、サービスを受けるためには、前もってこの届け出が必要です。
バンフ、キャンモア、カルガリー、エドモントンなどのアルバータ州在住の邦人の方々は、在カルガリー日本国総領事館の管轄となっております。ワーキングホリデーの方々も3ヶ月以上の滞在を予定している方は、在留届の提出を忘れずに行いましょう。在留届の用紙は、カルガリー総領事館のホームページでダウンロード可能です。または、バンフタイムズの「インフォルーム」にても配布しております。(火・木・土の17時〜20時)
在カルガリー日本国総領事館の住所・連絡先、ホームページアドレス等は上記「日本総領事館の移転先」をご参照下さい。尚、一度提出した在留届の記載住所や電話番号などに変更がある場合は、直接領事館へ電話、メール、ファックスのいずれかの方法で連絡して下さい。
バンフタイムズはどこで入手可能?
<バンフ>
キューブエンタープライズ、カナディアンロッキーズビデオ、ケラーフーズ、セカンドカップ、Bank of Montreal、Chaya、Liquor World、East Express、Underground Internet Studio、Seoul Country Korean Restaurant、JTB、 スキヤキハウス、杉乃家レストラン、シーボーン、すしバンフ、PIKA VILLAGE、OKギフト、斎藤毛皮店、インフォメーションセンター、グレイハウンドバスデポ、Inns of Banff、Banff International Hotel、YWCA、ユースホステル(順不同)
<キャンモア>
Brewster Travel、Banff Education Centre、Canmore BBQ Garden、Chef's Studio、武蔵レストラン(順不同)
<カルガリー>
カルガリー領事館、カルガリー日系人協会、四季路レストラン、Arirang Foods、味菜坊レストラン、Sushi Sen、グローバルコミュニティーカレッジ、Kim Okran Agency、Ubridge College、Calgary School Agency、Real Canada、Omnicom School、Success Canada(順不同)
<エドモントン>
Mikado Restaurant
<バンクーバー>
コンビニ屋、ふじ屋、日加センター、オクトパスガーデン、小林商店、Kim Okran Agency、Crono Net、QIC、East Wind、HIS、Last Resort、バンクーバー領事館(順不同)
<カナダ国内 その他>
トロント:コンタクトカナダ、アクセスカナダ(順不同)
モントリオール:Koto Villa Maria (Jump Start Montreal)
ウィスラー:寿司屋、鉄板ビレッジ、寿司ビレッジ(順不同)
イエローナイフ:Aurora Village、Canadian Ex、Raven Tours(順不同)
ケロウナ:Prestige English Language Academy
<日本>
カナダ大使館図書館、旅行会社など
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2004年1月20日更新